チェルシーに来てわずか1年…ユヴェントスがマウリツィオ・サッリの監督就任を発表!
2015年10月にリヴァプールにやってきたユルゲン・クロップは、ELとキャピタルワンカップで準優勝、プレミアリーグは8位。翌シーズンからマンチェスター・ユナイテッドで指揮を執ったジョゼ・モウリーニョは、サッリと同様にELを制覇したものの、プレミアリーグは終盤戦で負傷者が続出して6位に留まっています。モウリーニョと同時にイングランドに降臨したペップ・グアルディオラは、3位に滑り込んでCL出場権をゲットしたものの、カップ戦で勝てずに無冠フィニッシュ。近年の名将で就任初年度にサッリと肩を並べる戦績を残したのは、プレミアリーグ制覇を果たしたアントニオ・コンテぐらいです。
わずか1年でセリエA復帰となったイタリア人監督の退任理由については、2日ほど前に「ユーヴェとチェルシーが合意…「BBC」の記者が語る「サッリが1年でクラブを離れる理由」」と題したレポートで触れさせていただきました。子飼いのジョルジーニョが抑えられると機能しなくなる戦術や、頑固かつ慎重な選手起用をサポーターに嫌われ、若手がチームを離れたがっていたのがスルーできない逆風となってしまったのだと思われます。
とはいえここは、ディレクターのマリナ・グラノフスカイア氏がチェルシーの公式サイトで語った「故郷に戻りたいという強い思いがあった。高齢の両親の近くにいることが重要と考えていた」というオフィシャルナコメントを尊重しましょう。曇り空が1年の大半を支配するイングランドのグレーな景色は、太陽の下で暮らしてきたラテン系の人々にしばしば望郷の念を起こさせるものです。イタリアではタイトルを獲得できなかった元銀行員の叩き上げ監督は、バクーで宿敵アーセナルを下すという最高の形で自身初のビッグタイトルを手にすることができました。志半ばではありますが、納得がいくチャレンジでもあったのではないでしょうか。
公認候補の本命と目されていたフランク・ランパードは、ダービー・カウンティとの契約延長交渉のテーブルに着いたと報じられ、ユーヴェから離れたマクシミリアーノ・アッレグリは1年間の休暇を宣言。ウルヴスのヌーノ・エスピーリト・サントの名前も挙がっており、アブラモヴィッチオーナーの決断に注目が集まっています。サッリボールに別れを告げたチェルシーは、どんなフットボールで次のシーズンを戦うのでしょうか。FIFAから下った補強禁止処分を不当とするスポーツ仲介裁判所(CAS)への上訴が棄却されれば、ウェストロンドンの指揮を託された新監督は、戦力の増強なきままで過酷な椅子取りゲームに突入することになります。
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実績からすれば及第点以上でタイトルもとったし、でもサポーターの支持を得られないのならば留まるべきではないでしょう。
不幸な結婚であったとしたら、早く別れて新たな道を歩むのは正しい選択だと思います。
「マーサの幸せのレシピ」という映画では主人公がドイツの厳しい冬から陽光降りそそぎ皆んなが底抜けに明るいイタリアに行き幸せを得ます。
やはりイタリアが恋しくなったんでしょうねえ!
イングランドに住んでいると、寒くても昼間の太陽を求めて日光浴をしているのを見かけます。栄養素が不足するらしいですね。太陽溢れる国からの移住は、もちろん人によりますがサッリには随分なストレスだったのでしょう。
中盤からの失速で様々な批判の中でも固定メンバーで戦い続ける姿勢は嫌いではありませんでしたが、拗ねるように選手に責任があるような発言が目立つようになった辺りから風向きが大きく変わった印象があります。
スタートダッシュが鮮やかだっただけに、対応力、柔軟性をもう少し感じられれば、、、
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シーズン終盤はオドイチークエメルソンを積極的に使ったりするなど、サッリの中でも変化があって数年後は楽しみだな〜って思ってましたが、やはりユーベですか
まぁお互いに解任したい⟷離れたいなので、円満っちゃ円満なんでしょうね
にしても、イタリアに行きたくなるような記事、コメント欄ですね〜、いいな〜イタリア行きたいな〜