イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

チェルシー完勝、トッテナムは痛恨のドロー!FAカップ3回戦2日めレポート

カラム・ハドソン=オドイは、プレミアリーグを代表するゴールゲッターに成長するのではないかと以前から期待していた選手です。17歳2ヵ月でプレミアリーグデビューを果たした逸材は、ドリブルとスピードに長けたウインガーと紹介されることが多いのではないかと思われますが、私が着目しているのはシュートの振りの速さです。ノーステップでも強いボールが蹴れる若きアタッカーに、DFの対応が遅れるシーンを何度も見せつけられ、ティエリ・アンリやファン・ペルシのような「ウイングからCF」の系譜を継ぐワールドクラス候補として楽しみに見続けてきたのです。

「彼にとって、2019-20は勝負のシーズン!」とご本人以上に力が入っていたのですが、プレミアリーグ13試合&チャンピオンズリーグ4試合で未だゴールなし。カラム・ハドソン=オドイがデビュー以来プレミアリーグ25戦ノーゴールという状況を受け入れるのは、悔しいことです。昨季のELでは10戦4発、FAカップでも1ゴール。今季はカラバオカップのグリムズビー戦でチームの7点めという数字しか残しておらず、主役となった試合がありません。じらされ続けたまま、2019年を終えてしまったところだったので、FAカップ3回戦のノッティンガム・フォレスト戦における活躍は最高にうれしい出来事でした。

開始6分、バチュアイとのポストプレーで中央に入ったペドロからボックス右でパスを受けると、リベイロが足を出すのを誘って股間を通す左足シュートをニアにゲット。33分には、ロス・バークリーのサイドチェンジを受けてボックスの右手前に斬り込み、左足でファーを狙ったシュートをGKスミスが弾きます。詰めていたロス・バークリーがこぼれ球を押し込んで2-0。59分にも、ハドソン=オドイのクロスをロス・バークリーがヘッドで叩いてポストを直撃するシーンがあり、ようやく20番の素晴らしいプレイでブルーズ完勝といえる試合を観ることができました。

FAカップ3回戦の2日めで勝ったプレミアリーグ勢は、チェルシー、リヴァプール、シェフィールド・ユナイテッド、ウェストハム。ミドルズブラの本拠地リヴァーサイドにに乗り込んだトッテナムは、アシュレイ・フレッチャーにラインの裏を取られて先制を許し、ルーカス・モウラのヘディングで追いつくのが精一杯でした。セルハースト・パークにダービー・カウンティを招いたクリスタル・パレスは、32分にクリス・マーティンに決められ、63分にはハドルストーンに蹴りを入れたミリヴォイェヴィッチが1発レッド。オンターゲット2本に終わったサウスロンドンのクラブは、チャンピオンシップ17位に完封され、初戦で姿を消しています。

マンデーナイトのアーセナルVSリーズで、FAカップ3回戦32試合が終了。最後の試合が始まる前に行われる組み合わせ抽選で、4回戦のドローが決まります。マン・シティの連覇か、リヴァプールのダブルあるいはトレブルか、ダークホースのEL出場権ゲットはあるのか。世界最古のトーナメント戦の結果も、引き続きレポートいたします。

【FAカップ3回戦結果】
■1月4日開催
ウルヴス 0-0 マンチェスター・ユナイテッド
オックスフォード 4-1 ハートルプール
カーディフ 2-2 カーライル
サウサンプトン 2-0 ハダースフィールド
バーミンガム 2-1 ブラックバーン
バーンリー 4-2 ピーターバラ
フリートウッド 1-2 ポーツマス
フラム 2-1 アストン・ヴィラ
ブライトン 0-1 シェフィールド・ウェンズデー
ブリストル・シティ 1-1 シュルーズベリー
ブレントフォード 1-0 ストーク
プレストン・ノースエンド 2-4 ノリッジ
ボーンマス 4-0 ルートン
マンチェスター・シティ 4-1 ポートベイル
ミルウォール 3-0 ニューポート
レスター 2-0 ウィガン
レディング 2-2 ブラックプール
ロザハム 2-3 ハル・シティ
ロッチデール 1-1 ニューカッスル
ワトフォード 3-3 トランメア

■1月5日開催
チェルシー 2-0 ノッティンガム・フォレスト
ミドルズブラ 1-1 トッテナム
シェフィールド・ユナイテッド 2-1 フィルド
クリスタル・パレス 0-1 ダービー・カウンティ
QPR 5-1 スウォンジー
チャールトン 0-1 WBA
クルー・アレクサンドラ 1-3 バーズリー
ブリストル・ローヴァーズ 2-2 コヴェントリー
バートン 2-4 ノーサンプトン
リヴァプール 1-0 エヴァートン
ジリンガム 0-2 ウェストハム

■1月6日予定
アーセナル VS リーズ・ユナイテッド

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“チェルシー完勝、トッテナムは痛恨のドロー!FAカップ3回戦2日めレポート” への2件のフィードバック

  1. n より:

    オンデマンド時代になりFA杯まで好きなタイミングで見られるのはとてもありがたい事ですね。南野を見ながら、昔、中田のペルージャデビュー戦vsユベントスを深夜の民放地上波にかじりついて見ていたのを思い出しました。
    ハドソンオドイ、久々の活躍嬉しかったですね。暫く結果が全く出ていなかったので、これを契機に輝きが戻り始める事を期待します。2点はとらないとほぼ敗戦の最近、いいテコ入れになります。

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    他の方のコメント編集の画面開けちゃうのって元からでしたっけ?
    メールアドレスも見れてしまうのですが...
    記事と関係なくてすみません

コメントを残す