イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

三笘は決勝アシスト、トッテナムは辛勝、リヴァプールはドローで再試合…波乱続出のFAカップ速報!

ブラックプールはノッティンガム・フォレストに4-1、バーンリーは敵地でボーンマスに2-4、シェフィールド・ウェンズデイはプレミアリーグ3位のニューカッスルに2-1。イングランドの各地で22試合が開催されたFAカップ3回戦は、チャンピオンシップのクラブによるジャイアントキリングが続出しています。

下部リーグ相手に勝ったのは、リーグ1(3部相当)のポーツマスに1-0辛勝のトッテナム、リーグ2(4部相当)のジリンガムに0-1のレスター、チャンピオンシップのハル・シティに0-2のフラム。ミドルズブラの本拠地リヴァ―サイドに乗り込んだブライトンは、1-5で圧勝です。この試合は、ワールドカップで活躍した2人が、素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

三笘薫は、相変わらず好調をキープ。ワンタッチで簡単にDFをかわせるウインガーは、左サイドを制圧しました。1-1の29分には、右からの浮き球をダイレクトで中央に送り、ララナの決勝ゴールをアシスト。後半からの出場だったマック・アリスターは2ゴールゲットで、トランスファーマーケットにおける注目度を高めています。

プレミアリーグのクラブ同士の直接対決は、フライデーナイト開催だったマンチェスター・ユナイテッドがエヴァートンに3-1で勝利。サウサンプトンはアウェイでクリスタル・パレスに1-2、ウェストハムも敵地のブレントフォード戦を0-1で制しています。引き分け再試合となった3つのうち、ひとつはプレミアリーグ6位と19位が激突するバトルでした。

ウルヴス戦は、アンフィールドだったのですが…。主力6人が負傷離脱のリヴァプールにとって、試合数が増えるという結果はノーサンキューでしょう。2-2でドローとなったゲームは、信じられないゴールが3つもあった乱戦でした。

26分のウルヴスの先制ゴールは、アリソンのエラー。チアゴがカットしたボールを足元に収めた守護神は、アーノルドへのコース上にいたゲデスが見えていたはずです。なぜ蹴ってしまったのか…!ゴール前でプレゼントされたストライカーが無人のゴールに蹴り込み、レッズは3試合連続で1点を追う展開となりました。

45分の同点弾は、この試合で唯一のファインゴールです。サイドチェンジのミスを自陣で拾ったアーノルドが頭で前に出し、すかさず逆サイドにロングフィード。ダルウィン・ヌニェスが左足で合わせたボールがゴールの右に転がりました。トータル3タッチの鮮やかなカウンター。1-1で折り返したレッズの52分の勝ち越しゴールに、ロペテギ監督が疑義を唱えるのは当然でしょう。

左サイドでキープしたのは、デビュー戦のコーディー・ガクポ。クロスが上がった瞬間、サラーは明らかにオフサイドで、トティ・ゴメスがクリアを後ろに逸らしたからセーフという解釈は無理があります。冷静にトラップしたエースがGKの左に叩き込み、2-1。ウルヴスの新監督は、「リヴァプールのような素晴らしいチームに対して、勝つに値したので残念」とコメントしています。

逆転されたアウェイチームが追いついたのは66分。ファン・ヒチャンがボックス左のマテウス・クーニャに預け、ニアに走り込んでリターンをもらうと、先着したコナテがスライディングでカットしたボールが韓国代表に当たり、アリソンの脇を抜けていきました。

81分のトティ・ゴメスのゴールシーンは、CKを蹴ったマテウス・ヌネスがこぼれ球を拾った際の戻りオフサイドを取られたのでしょう。いずれにしても、フットボールはレフェリーのジャッジが試合後に覆ることはありません。リヴァプールもウルヴスも、モリニューで行われる再戦で勝たなければなりません。

プレミアリーグ勢は、既に6チームがダウン。マンチェスター・シティVSチェルシーとウルヴスVSリヴァプールで2つ落ちるのが確定しており、アーセナル、リーズ、アストン・ヴィラがコケれば、最初のラウンドで半分以上が姿を消すという波乱の展開となります。本日は8試合。危険な香りが漂うのは、チャンピオンシップのカーディフと戦うリーズですが…!?


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