プレミアリーグ12月のMVPはファン・ダイク。いかにも彼らしい受賞コメントを紹介!
攻撃のスタッツを見れば、プレミアリーグ7戦7発のサラーがMVPに選ばれるのが妥当に感じられるのですが、8試合でわずか3失点という数字から、2人のワールドクラスの名前が浮き彫りになります。ファン・ダイクとアリソン・ベッカー。GKとCBを比べるのは難しいのですが、単純に貢献度を比較すれば、マンチェスター・ユナイテッド戦でクロスをファンブルしてしまった守護神よりも、最終ラインを的確にコントロールし続けた大黒柱を選びたくなります。ウルヴス戦でボレーを決め、守備においてミスがなかったファン・ダイクの月間MVPもまた、納得です。甲乙つけがたかったエースには、アフリカ最優秀選手のトロフィーに拍手を送らせていただくということで手を打ちましょう。
「知らなかったけど、これを獲得できたのは誇らしいことだね」。金曜日にメルウッドを訪れたプレミアリーグ関係者から盾を受け取り、クロップ監督と並んで写真に収まったダッチマンは、まじめで向学心が高い彼らしいコメントを残しています。
「私を助けてくれたすべての人々、支えてくれたサポーターたち全員の名誉だと思う。12月は素晴らしい月だったし、希望をもって進んでいくことができる」「私自身、ゲームにおけるあらゆる面で改善しているけど、多くの学習によってさらによくなれる。こうありたいと思えるところに辿り着くために、毎日働いている。自分の力を最大限引き出したいんだ。そうすれば、クラブとチームに尽くすことができると信じている」
すべての時間を楽しんだと語ったCBは、最高の試合としてアーセナル戦を挙げています。序盤に1発喰らった後、前半に4ゴールを集めてライバルを屠った圧勝劇。モウリーニョ監督のクビを吹っ飛ばしたマンチェスター・ユナイテッド戦を上回る衝撃的な破壊力でした。天王山の一戦でマンチェスター・シティに敗れ、FAカップでもウルヴスに完敗したチームを立て直すために、たったひとりの元気なCBが果たす役割は絶大です。ブライトン戦の相棒は、ファビーニョか、同郷の16歳DFキ=ヤナ・フーフェルか。あるいは中央のポジションならどこでもこなすセンスの塊、ワイナルドゥムか。マン・シティのクロスをすべて読み切ってニアでカットしたCBが、どんな仕切りを見せてくれるのか、今から楽しみです。
的確な人選とクロップ監督の丁寧な導入で、新戦力が機能しているのがリヴァプールの強さを語る最大のポイントでしょう。ファン・ダイクとアリソンによって、コウチーニョ売却は正解だったといえるようになりました。17勝3分1敗なら、独走しているはずなのですが…。ハイレベルな優勝争いで主役を張るレッズに、こんな素晴らしいチームを創ったシーズンこそはタイトルを手にしてほしいと願ってやみません。
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更新お疲れ様です。12月気づけば全勝で、ボスとVVDの選出は疑問無い物と思います。
ただシティやスパーズの調子が全く衰えず、取りこぼしが許されない中で相棒のCBが決まらないのは難しいですね…フーフェルくんが覚醒でもしてくれれば願ったり叶ったりですが、どうなるか観てみましょう
これだけの実力がありながら、まだまだ向上したいという姿勢。。。
本当に隙がないですね!!!
上手くいってる時より上手くいってないときの方が人間性がでる。クラブの調子も下降気味だしこれから本性が出るかもね。
当然の受賞だと思います。
まさに大黒柱という表現そのもの。
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残す難ゲームがOTユナイテッドのみと考えると優勝は現実的に思えますが、さて苦手の1月どうなるかですね。