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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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イヘアナチョは3戦5発、トゥヘルは無敗、ラメラのラボーナ…プレミアリーグ3月表彰は全員初受賞!

プレミアリーグが、3月の表彰者を発表しました。月間MVPは、3試合5ゴールという文句なしのスタッツを残したケレチ・イヘアナチョ。最優秀監督は2勝1分無失点のトーマス・トゥヘルで、月間最優秀ゴールはノースロンドンダービーで熱きサポーターたちを唸らせたエリック・ラメラのラボーナです。

ハーヴィー・バーンズの負傷離脱でチャンスが巡ってきたイヘアナチョは、バーンリー戦、ブライトン戦で連続ゴールを決めた後、シェフィールド・ユナイテッド戦ではハットトリック。最初のボレー2発は利き足で打てず、GKが届かないコースに何とか収めた格好でしたが、ニアに突き刺した左足のミドルはパーフェクトでした。

「受賞できてとても嬉しく、光栄だ。表彰されるのは素晴らしいことだけど、チームメイトとマネージャーのサポートなしには成し遂げられなかった。いつもプレイできることを心から楽しんでいる。うまくやれれば、チームが今シーズンできるだけ高い位置で終わるのを推進し、サポートすることができる」

ジェームズ・マディソンとハーヴィー・バーンズを失ったチームは、ヴァーディーとイヘアナチョを並べて前線の拠点を増やすことで得点力をキープしました。プレミアリーグ再開初戦は、9月に敵地で2-5と圧勝したマンチェスター・シティとのシックスポインター。絶好調のレフティが、古巣へのリベンジを果たせるかどうかも注目ポイントです。

2021年に入ってからの最優秀監督はペップの連続受賞でしたが、エティハドでのダービーを制したスールシャールと無敗継続のトゥヘルでストップしました。3月のマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーはともに2勝1分で、3ゴール無失点まで同じです。首位マン・シティの連勝を止め、5位ウェストハムを下したノルウェー人監督が選ばれると思っていたのですが、昨季王者のレッズと8位エヴァートンに勝ったドイツ人監督が上と見做されています。モヤモヤしますが、就任以来10戦無敗という蓄積が評価されたのだと受け止め、いさぎよく諦めましょう。

「この賞をとても幸せに感じている。毎週、結束して戦っているクラブの全員にとって、素晴らしい成果だと思う。チームを同じ方向に推し進めてくれるコーチングスタッフと、サポートチームの幅広いがんばりがなければ、受賞はありえなかった。最後になるけど、私が就任してから、最大限の努力とコミットメントを見せてくれている選手たちに感謝したい。シーズンの終わりまで、この力強い走りを続けられることを願っている」

最後に、センセーショナルなラボーナを決めたスパーズのレフティのコメントを紹介します。「打つ瞬間は、あまり考えなかった。決まってすぐに走り始め、ゴールを祝った。とてもエモーショナルだった」。ノースロンドンダービーという大舞台で、あれほど完璧なゴールを決めてテンションが上がり切っている選手に、詳しく説明しろというのは無理な注文でしょう。

「トレーニング中に(ラボーナを)やることもあるけど、ああいうのは頻繁にトレーニングするものではないよね。若い頃からやってたし、普通だね」

なるほど。とっさに足が動いたのですね。以上、全員初受賞というフレッシュな3月のアワードを紹介しました。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた3人と、それぞれのチームの選手、スタッフのみなさんに拍手を送りたいと思います。おめでとうございます!


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