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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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前半だけでハットトリック!イングランド代表で輝くハリー・ケインの去就はいかに!?

1点めは、ヘンダーソンの完璧なクロスをヘッド。スターリングのパスを受けてボックス左に流れた2点めは、DFのチェックとGKの間の狭いコースを抜いて逆サイドのネットに打ち込む難しいシュートでした。ハットトリックを決めたのは、45分のCK。フォーデンが蹴ったボールが中央に入ると、下がりながら合わせたバイシクルがゴールの左上に突き刺さりました。

前半だけで3発をゲットし、イングランドをワールドカップに近づけたのはハリー・ケイン。今季プレミアリーグで10試合1ゴール1アシストと不振に陥っているストライカーは、代表チームでは別人のようなパフォーマンスを披露しています。5-0で圧勝したアルバニアとの一戦は、頭と左右の足でフィニッシュ。オールラウンダーであることを見せつける活躍でした。

この試合で9番が得た決定機は、ゴールシーンだけではありません。GKスコラコシャのビッグセーブに阻まれたミドル、リース・ジェームズの浮き球をトラップしてファーポストすれすれに放った右足ボレー、右からのクロスに飛び込んだダイビングヘッド。2-0の28分には、ドリブルで左に流れてGKとDFの間を抜いたヘンダーソンのゴールをアシストしています。

歴然としたレベルの差がある相手だったことを割り引いたとしても、63分の出場でシュート8本、オンターゲット4本、3ゴール1アシストというスタッツをリスペクトしないわけにはいきません。今季プレミアリーグでは、10試合でシュート21本、オンターゲット10本。ヌーノ・エスピーリト・サントのカウンターサッカーでは輝かなかったエースは、スターリングやフォーデン、リース・ジェームズ、ヘンダーソンから素晴らしいボールをもらえれば、高い決定率を叩き出せることを証明しました。

スパーズで不動のレギュラーとなってから、初めてのスランプを経験しているハリー・ケインは、ユーロ2020のファイナルにおける敗戦と移籍騒動による精神的なダメージがあったと認めています。「メジャーな大会で夢に近づいたのに、あっという間に奪われてしまうハイ&ローがあった」。ショックを受けて戻ってきた直後に、移籍に関する憶測への対処を迫られたため、いい状態でシーズンに入れなかったのもゴールから遠ざかった一因となっているようです。

現地メディアのなかには、「1月にマンチェスター・シティが再アプローチ」と報じる向きもあります。プレミアリーグで空回りしているエースに対して、ダニエル・レヴィ会長はどんな判断を下すのでしょうか。1億ポンドを軽く超える移籍金を得て、コンテ体制による立て直しの資金とするのか。あるいは、エースの復活によってCL出場権奪還というプランを継続するのか…!?

ワールドカップのトロフィーを手に入れたいストライカーは、2年連続で夏の騒動に巻き込まれるという未来は回避したいはず。「コンテ監督のサッカーに手応えを感じて残留」の可能性もゼロではないでしょう。いずれにしても、スパーズ、レヴィ、コンテ、ハリー・ケインにとって、これからの2ヵ月が重要な季節になるのは間違いありません。


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