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決まったらクラブ最高額…マーカス・ラシュフォード&ブカヨ・サカ、契約延長交渉の進捗レポート!

現地メディアで、2人のイングランド代表の新たな契約が話題になっています。マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラシュフォードと、アーセナルのブカヨ・サカ。彼らがサインしている画像が公式サイトにUPされれば、両クラブのサポーターたちは、1億ポンドの大型移籍が成立したかのように熱狂するでしょう。

肩の手術で出遅れた昨シーズンは、左右とセンターをたらい回しにされる起用法にテンションを落としてしまい、入団以来ワーストの公式戦5ゴール。サポーターから厳しい声が挙がっていたラシュフォードは、テン・ハフのモチベートで自身の強みを再確認し、最高のシーズンを過ごしています。

公式戦44試合27ゴール9アシスト、プレミアリーグ26試合14ゴール3アシスト。過去最多だった2019-20シーズンの22ゴールを越えたストライカーは、ワールドカップを終えてから24戦19発と猛威を振るっています。12月以降の18勝4分2敗は、彼のゴールラッシュがなければ実現しえなかったでしょう。

マンチェスター・ユナイテッドとの現在の契約は、12月に1年延長のオプションが発動し、2024年のシーズン終わりまでとなっています。絶対的エースとなった10番を手離したくないクラブは、オフシーズンに入るまでに話をまとめたがっているようです。

「新契約は週給50万ポンド(年俸40億円!)」という噂は、パリ・サンジェルマンからの40万ポンドのオファーを蹴ったというゴシップがきっかけでしょう。インスタグラムのストーリーで、「話が出回る前にいっておこう。まったくナンセンス」と否定したラシュフォードは、「リーグで可能な限りいい戦績を残し、トロフィーを獲得することに集中している」といっています。

「アスレティック」は、今回の交渉について、「代理人との話し合いは既に行われているものの、大きな前進はない。双方ともにプロセスの初期段階にあると認識しており、彼のキャリアのなかで最大かつ最重要な契約になると理解している」とレポート。「FFPに注意を払う必要があるが、クラブで最も高いサラリーを期待できる」と続けています。

一方、アーセナルで不動のレギュラーとなったブカヨ・サカも、プレミアリーグ28試合12ゴール10アシストという素晴らしいスタッツを叩き出しています。合意に近づいているといわれている新契約は、現在の4倍を超える週給30万ポンド。年俸に直すと1500万ポンド(約24億5000万円)となり、21歳にしてチーム最高額です。

「ミラー」のダン・マーシュ記者によると、マン・シティとリヴァプールから関心を寄せられていたウインガーは、アルテタの下で進化を遂げるプロジェクトに魅了されており、アーセナル残留の意向は揺るがなかったそうです。2028年までの5年契約の間に、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを制することができれば、クラブ史上最高額のメスト・エジルを超えるでしょう。

生え抜きの彼らのエピソードを読むと、選手の成長における監督の大事さを痛感します。アルテタもテン・ハフも、自身が育て上げた若手を活かしたチームでビッグタイトルを獲得できるのではないでしょうか。まずは、イングランド代表のワールドカップ制覇に必要な2人の朗報を期待しましょう。お互い、決まったら祝杯ですね!


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