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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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マン・シティでもイングランドでも主役になれないフォーデン、ペップが語る「彼に足りないもの」。

プレミアリーグ優勝5回、FAカップ2回、カラバオカップ制覇は4回。昨シーズンはチャンピオンズリーグを制し、今季はクラブワールドカップを獲りにいきます。23歳にして、クラブレベルのすべてのトロフィーを手に入れようとしているフィル・フォーデンは、チームの主軸たリえるはずです。

17歳だった2017-18シーズンにプレミアリーグデビューを果たし、最強チームで5シーズンを過ごした早熟の天才が、クラブでも代表でも絶対的な存在になれないのはなぜでしょうか。得点力が格段に上がった2020-21シーズンは、プレミアリーグ28試合9ゴール5アシスト。ファイナルに進出したCLではレギュラーだったものの、リーグ戦では18試合がベンチスタートでした。

2021-22シーズンも28試合9ゴール5アシストで、2年連続となるPFA年間最優秀若手選手を受賞。このシーズンのスタッツに、彼が主役になれない理由があるような気がします。最前線からセントラルMFまで、デブライネのポジション以外をすべてこなした1年。偽TOPとしてプレイした14試合は、7ゴール1アシストと結果を出しています。

プレイメーカー、ウインガー、セカンドストライカー、6番、8番。器用すぎるオールラウンダーゆえ、便利屋のテイストが漂ってしまうのでしょうか。昨季プレミアリーグは32試合11ゴール5アシスト。レフトウイングが定位置になるかと思いきや、年明けから3-2-4-1にシフトチェンジしたペップは、左右4つのポジションで起用しました。

リーグ戦の先発は22試合、途中出場10試合、欠場6試合。変幻自在なペップに振り回されたのか、イングランド代表のガレス・サウスゲート監督もベストポジションを見出せていません。ワールドカップカタール大会では、左右のウイングと中盤インサイド。ユーロ予選は4試合すべてベンチスタートです。

アーセナル戦を控えたプレスカンファレンスで、「ヘンダーソンや(カルヴァン・)フィリップスのようなホールディングMFとしてプレイする日が来るのを望んでいる」とコメントしたペップは、中央のポジションで起用しない理由として、守備の意識とチームプレー志向の不足を挙げています。

「彼は鳥だね。好きなところに飛んでいく。でもときどき、フットボールプレーヤーとして大事なステップに踏み出さなければならない。オッケー、あのポジションでプレーするなら、チームのためにやらなければならないことがある。彼らがこうしたらこうする、こうしなかったらこうする…でも、彼はとても若い」

「ある種のプレーヤー、たとえばリコ・ルイスは、すぐにそれができる。彼がインサイドに入ったときは、何も教える必要はない。彼にとっては当たり前のことなんだ。でも、他の面ではフィルほどの才能はない。まあ、それが普通だし、いいことだ。サッカーは選手のコピー&ペーストじゃない。みんな違うからね」

守備力が高まったら、ペップはどこで起用するのでしょうか。ロドリの脇か、あるいはデブライネの後継者か。マン・シティではハーランド、スリーライオンズではハリー・ケインの後ろが適任に思えてならないのですが…。今季序盤戦はウインガー。今後のペップの起用法に注目しましょう。


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