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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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エースと10番、アンカーはワールドクラス!無敗で予選通過のイングランドにユーロ初制覇を期待!

ユーロ2024予選の首位通過が決まったイングランドは、自国開催だった1966年のワールドカップ以来のトロフィーを手に入れることができるでしょうか。ウェンブリーにイタリアを迎えた昨夜の一戦は、3-1の逆転勝利。15分にディ・ロレンツォのグラウンダーをスカマッカにプッシュされ、ビハインドを背負ったチームは、エースと10番の素晴らしいパフォーマンスでひっくり返しました。

28分に同点ゴールの起点となったのは、ベリンガムに鋭い縦パスを通したデクラン・ライス。ダイレクトでハリー・ケインに流し、落としを受けて中央を切り裂いたベリンガムは、ゴール前でディ・ロレンツォに倒されました。2分を要したVARのジャッジはPK。ドンナルンマが左に動いたのを見たハリー・ケインは、落ち着いて右に決めました。

前半は1-1。57分の逆転ゴールのきっかけを作ったのも、ベリンガムとデクラン・ライスでした。最終ラインに入り、クリスタンテの縦パスをカットしたのは4番で、バレッラに出たボールをスライディングで奪ったのが10番です。ルーズボールを制したフォーデンがベリンガムにつなぐと、ボールを浮かしてスカルビーニを抜き去った20歳は、左のラシュフォードに預けました。

打つと決めていたであろうラシュフォードは、すかさずカットイン。ディ・ロレンツォ、ウドジェ、スカルビーニが当たれないコース取りで中央に出ると、強烈なショットをゴール右に突き刺しました。77分の3点めは、右にいたグエイが縦に出したロングフィードから。スカルビーニに競り勝ったハリー・ケインは、ラインの裏を独走して中央に向かっています。

追いすがるパストーニを左手で制したエースが、ドンナルンマの右を抜いて勝負あり。ウェンブリーで24発は、サー・ボビー・チャールトンを上回る最多ゴール記録です。ベリンガムがモンスター化したことで、イタリアとのファイナルをPK戦で落とした前回大会より期待値が高まったのではないでしょうか。

ハリー・ケイン、ベリンガム、デクラン・ライスの縦のラインは、世界最高レベルといっても過言ではないでしょう。イタリア戦は欠場だったブカヨ・サカも絶対に外せないタレントです。左サイドは、好不調の波があるラシュフォードよりフォーデンか。「課題は得点力」という「BBC」のフィル・マクナルティ記者の意見を受け入れるなら、カバーエリアが広いデクラン・ライスの相棒は、カルヴァン・フィリップスでなくてもいいでしょう。

アンカーの右として期待したいのは、ジェームズ・マディソン、コナー・ギャラガー、ウォード=プラウズ。最終ラインも攻撃力重視で、リース・ジェームズ、ジョン・ストーンズ、レヴィ・コルウィル、キーラン・トリッピアーではいかがでしょうか。GKは悩ましいのですが、守備範囲の広さとセービングを買ってニック・ポープでもいいのではないかと思います。

今シーズンの成長でメンバー入りを期待したいのは、スミス・ロウ、リコ・ルイス、エリオット・アンダーソン、アンソニー・ゴードン、カーニー・チュクエメカ、モルガン・ギブス=ホワイトといった顔ぶれです。2008年のユーロの出場権を逃してから、ワールドカップとユーロの予選で2敗しかしていないフットボールの母国は、着実に層を厚くしています。

試合があるたびにアレコレとツッコミが入るガレス・サウスゲート監督は、ユーロ初制覇を成し遂げたヒーローになれるでしょうか。今回のスタメンと交代策にも「?」があり、イタリアに負けたら、ささやかにいじらせていただこうと思っていたのですが、快勝で本大会出場となれば盛大に拍手です。常にプレッシャーに苛まれる監督という過酷な職業は、勝ったときはリスペクトされないと割に合わないですよね。


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