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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

やっぱりロンドンが熱い!プレミアリーグ開幕直前・移籍市場最新トピックス!

プレミアリーグの2強といえば、リヴァプールとマンチェスター・シティですが、この夏のトランスファーマーケットの主役はチェルシーとアーセナルです。昨日は、ミシー・バチュアイのクリスタル・パレスへのローン移籍が発表されました。2016年の夏にマルセイユから移籍したベルギー代表のストライカーは、コンテ、サッリ、ランパードと監督が代わるたびに戦術理解度の低さを指摘され、これまでに3度のローン移籍を経験しています。

2018年1月にはドルトムントに預けられ、公式戦14試合9ゴールと結果を出しましたが、2018-19シーズンのバレンシアでは前半戦で23試合3ゴールと空回り。この直後、2019年2月から加わったクリスタル・パレスでプレミアリーグ11試合5発と得点力を発揮し、このときの好印象が今回の再移籍へとつながりました。イーグルス復帰について感想を求められたバチュアイは、「家に帰ってきたような気分」とコメント。「チームメイトも監督もクラブのことも知っている。最善の選択だ。僕はハッピー。コーチもチームメイトもハッピー。さあ、仕事に取り掛からなければ」と語っており、出場機会が得られるのをポジティブに捉えているようです。

ヴェルナー、タミー・アブラハム、ジルーに次ぐ4番手となったストライカーをプレミアリーグの下位クラブに譲ったチェルシーは、フィカヨ・トモリもエヴァートンに貸し出すといわれていますが、中盤の軸を放出するわけにはいきません。インテルがエンゴロ・カンテを獲りたがっていると伝えた「ガーディアン」は、「チェルシーは拒否」「本人はスタンフォードブリッジで幸せ」と続けています。

ジェイコブ・スタインバーグ記者のレポートによると、セリエAのクラブはエリクセンとのスワップと直接移籍のどちらが可能性があるかを打診してきたとのこと。チェルシーが出してもいいのはジョルジーニョのほうで、守備力に長けた29歳のフランス代表がほしければ、デクラン・ライスを獲れるほどの高額が必要です。

レンヌのGKエドゥアール・メンディとウェストハムのセントラルMFを押さえ、数人の余剰戦力を売れば終了となるチェルシーに対して、アーセナルはアンカーと攻撃的なMFがまだ決まっていません。そんななかで、第2GKを持っていかれるのは激痛でしょう。「インディペンデント」によると、ガナーズはエミリアーノ・マルティネスの引き留めは無理と判断し、2000万ポンド(約27億2000万円)で話をつけようとしているそうです。

ヴィラの希望額は1500万ポンドで、双方が歩み寄れば商談成立。フセム・アワールを獲り逃しても何とかなりますが、サブのGK獲得は必須です。後釜と考えていたパリのアレオラはフラムへのローン移籍が決まったため、ブレントフォードのダヴィド・ラジャを早期に押さえなければなりません。トーマス・パーティー問題、ベジェリンの去就、グエンドゥジやパパスタソプーロスの処遇と、ノーズロンドンは課題山積。デッドラインデーまでの24日は、余裕があるとはいえない時間でしょう。どうする、アルテタ&エドゥ。そうこうしているうちに、明日はいよいよフラムとの開幕戦です。FAカップ制覇からここまで、あっという間ですね…。


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