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マティプ負傷で補強必至!?「スカイスポーツ」がリヴァプールのCB候補を徹底レポート!

「スカイスポーツニュース」でマージーサイド特派員を務めるヴィニー・オコナーさんのアナライズによると、「リヴァプールの基本スタンスは、冬のトランスファーマーケットはサインなし」ですが、長期的な視座で必要な人材を適切なディールで獲得できるなら、いつでも動ける体制にあるとのこと。「Liverpool’s centre-back targets: Who could Reds buy in January?(リヴァプールのCBのターゲット:1月に買えるのは誰か?)」と題された「スカイスポーツ」の記事は、話題になっている6人について、獲得の可能性を探っています。まずは、ターゲットリストにあるといわれる名前を確認しましょう。

本命視されているのは、RBライプツィヒの最終ラインを統率する22歳のダヨ・ウパメカノと、昨夏のマーケットで獲る準備ができていたとされるシャルケ04のトルコ代表CBオザン・カバク。6月にバイエルンとの契約が満了となるダヴィド・アラバも、候補のひとりといわれています。ブライトンのベン・ホワイトは、リヴァプールが1年以上の長きにわたって注視していると報じられている逸材ですが、現在はアンカーとして活躍している選手です。

アヤックスのペール・スフールスは21歳で、ユヴェントスに移籍したマタイス・デ・リフトの後継者として定着した即戦力。インテルのスロバキア代表CBミラン・シュクリニアルは依然として主力で、夏に触手を伸ばしたトッテナムが5400万ポンドというタグを見て撤退したと伝えられています。「BBC」が獲得候補としていたリールのスフェン・ボットマンは、こちらには入っておらず、9月に4年契約を交わしたベン・ホワイトに対する関心は既に冷えているという報道もあり、最終候補はウパメカノ、カバク、スフールスら若手に絞られるのではないかと思われます。

ダヨ・ウパメカノは、マンチェスター・ユナイテッドも狙っているようで、プレミアリーグの優勝争いと並行して争奪戦が展開される可能性があります。最重要ターゲットとはいえ、4000万ポンドのバイアウト条項は、緊縮財政のリヴァプールにとって簡単に払える額ではないでしょう。シーズン途中の移籍にウパメカノが難色を示せば、話はそこで止まります。彼を獲得するとしても、本格的な交渉スタートは、オリギ、シャキリ、マティプ、ワイナルドゥムらの売却可否とセットで検討できる次の夏となるのではないでしょうか。

より現実的なのはカバクで、記事を執筆したリチャード・モーガン記者は「シャルケは当初、CBの売却費用として4000万ポンドを望んでいたが、その後3000万ポンドに下がり、リヴァプールは1月に2000万ポンドを支払って残りは分割払いにできる」とレポート。以前にレッズ移籍を拒否したことがあるといわれるスフールスは、獲得には2700万ポンドが必要で、マイケル・エドワーズCBはトルコ代表を優先するはずです。

記事の中ほどに、ウパメカノ、カバク、スフールス、ホワイトのスタッツ比較があるのですが、1試合あたりのパス本数とタッチ数はウパメカノ、タックル数とインターセプトの本数はスフールス、クリア本数と空中戦勝利はカバクと、三つ巴のバトルになっています。シーズン当初の主力を全員失ったプレミアリーグ王者は、セインツ戦とマンチェスター・ユナイテッド戦のいずれかで勝ち点をロストしたら、CB獲得をめざすのではないでしょうか。獲りやすいのはカバク、ポテンシャルで選ぶならウパメカノがよさそうですが、果たして…!?


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