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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【MAN.UTD×Leicester】難敵レスターに押されたマン・ユナイテッドは、エースのPKで辛勝!

プレミアリーグ開幕節でチェルシーに圧勝したものの、ポグバとラシュフォードのPK失敗が祟り、1勝2分1敗と出遅れモードとなったマンチェスター・ユナイテッド。2勝2分と好スタートを切ったレスターは、オールド・トラフォードでも簡単に勝てる相手ではありません。ポグバ、ルーク・ショー、マルシアルと主力に負傷者が続出しているチームは、久しぶりの勝ち点3を得られるでしょうか。さっそく、スールシャール監督の11人をチェックしてみましょう。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、アシュリー・ヤング。マティッチとマクトミネイの2センターに、アンドレアス・ペレイラ、マタ、ダニエル・ジェームズ。プレミアリーグで3試合ノーゴールのラシュフォードは、そろそろ目に見える結果を出したいところです。

開始3分、ダニエル・ジェームズが倒されて得た左からのFK。アンドレアス・ペレイラがニアを狙うと、シュマイケルがポストに足をぶつけながら弾き出すビッグセーブでCKに逃れます。1分後、ロングボールの処理を誤ったリンデロフがゴール前でジェームズ・マディソンにかわされ、強烈なシュートを喰らうもデ・ヘアが足でブロック。守護神の競演で始まったゲームは、7分に最初のクライマックスを迎えました。ボックス右でソユンチュに足を引っかけられたラシュフォードが、PKを冷静に右に決めて1-0。マクトミネイの素晴らしいサイドチェンジがダニエル・ジェームズに届いた15分のチャンスは、クロスに走り込んだアンドレアス・ペレイラが1歩及びませんでした。

攻め続けるマン・ユナイテッドに対して、レスターは奪ったボールをクイックに展開できず、苦しまぎれのファールが目立ちます。29分のジェームズ・マディソンのミドルはリンデロフがブロックし、ボックス左を突破したチョードリーの折り返しはマクトミネイがカット。CKのクリアを叩いたチルウェルのワントラップボレーは、デ・ヘアがバーの上に弾き出します。46分、レスターの右からのアタックで、ボックスのコーナーにボールがこぼれると、直接打ったチョードリーのシュートはデ・ヘアがキャッチしました。前半は1-0。マンチェスター・ユナイテッドの攻撃は単調で、ラシュフォードのPKの後はシュートがありませんでした。

50分、リカルド・ぺレイラをあっさり抜き去ったダニエル・ジェームズのミドルは、シュマイケルの頭上にアウト。斜めに走ってボックス右でパスを受けたマタは、ソユンチュをかわして放ったシュートをシュマイケルに止められます。56分、ジェームズ・マディソンが右足でドライブをかけたFKは、惜しくも右ポストの外。1分後にCKを叩いたマグワイアのヘッドは、シュマイケルの守備範囲にいってしまいました。ロジャース監督は、58分にチョードリーに代えてアヨゼ・ぺレスを投入。昨季プレミアリーグで12ゴールのアタッカーは、レスターでは未だノーゴールです。

アウェイチームの波状攻撃が続き、打開策が見えないマン・ユナイテッド。68分にマティッチがフレッジに代わると、ロジャース監督の2枚めはデマライ・グレイをハーヴィー・バーンズです。70分にマタが下がり、プレミアリーグ3試合めとなるタヒス・チョンがピッチへ。78分、敵陣右サイドで奪ったアンドレアス・ペレイラが、右にまわっていたダニエル・ジェームズにつなぐと、ボックス右から放った一撃はソユンチュにブロックされます。83分のラシュフォードのFKは、右のポストを直撃。90分のダニエル・ジェームズをトゥアンゼベは、このまま試合を畳むというメッセージです。エンディディのシュートにヒヤリとさせられましたが、マンチェスター・ユナイテッドは最後まで守り切り、開幕節以来の勝ち点3をゲットしました。

相変わらず追加点を決められず、ストレスが溜まる展開でしたが、前半のピンチで完璧なセービングを見せたデ・ヘアと、ヴァーディーに決定的な仕事をさせなかったCBのおかげで勝ち切ることができました。ベテランを下げて運動量が豊富な選手を注ぎ込んだ交代策は的確で、アグレッシブにボールに絡んでいたタヒス・チョンは今後が楽しみです。ポグバやマルシアル、ルーク・ショーを欠いた試合に多くを望むのはやめておきましょう。ダニエル・ジェームズ、ワン=ビサカ、マクトミネイ、アンドレアス・ペレイラ、ラシュフォード…着実に経験を積んでいる若い選手たちの成長に期待して、全力で応援し続けたいと思います。

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