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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Tottenham×Brighton】ダンソが痛恨の判断ミス!最後に追いつかれたスパーズ、次節は必勝!

追加タイムは8分、スパーズが2-1でリード。このまま押し切れば、プレミアリーグでは12月28日のクリスタル・パレス戦以来、15試合ぶりの勝利となります。92分の右からの放り込みは、ファン・ヘッケと競ったGKキンスキーがキャッチ。92分に左サイドのヤンクバ・ミンテがクロスを入れ、コストゥラスが頭で後ろに流すと、カドゥールのボレーはニアに外れました

残り時間は5分。スパーズは勝つと思いました。これといった根拠は、ありません。ベリヴァルが敵陣で奪い、シャビ・シモンズが左のポストの内側に当てた71分の勝ち越しゴールが感動的だったからかもしれません。イエロー覚悟でシャツを脱ぎ捨て、ゴール裏に突進したオランダ代表FWは、トッテナム・ホットスパー・スタジアムのテンションを目いっぱい引き上げました。

リードしてから、しばらくはチャントが鳴り響いていたスタンドは、ブライトンが攻める時間が増えてからは、ざわめきが漂うだけになっていました。94分に左サイドでカドゥオールに詰めたジェド・スペンスは、飛び出したフェルブルッヘンにこぼれ球をクリアされますが、勝利への渇望が感じられるプレイでした。こんなプレイの後こそ、チームを鼓舞する爆音が必要です。

左サイドのデ・カイペルが縦に浮き球を入れ、ヤンクバ・ミンテとジョアン・パリ―ニャが追ったのは95分。ゴールライン際からのダイレクトの折り返しは、ファン・ヘッケの前にいたダンソが大きくクリアすれば問題はなかったはずです。しかしトラップを選択したCBはファン・ヘッケに奪われ、きれいなグラウンダーを入れられてしまいました。

この瞬間、ゴール前は6対4。デ・カイペル、リュテル、ヴィーファー、カドゥオールはノーマークです。リュテルの左足のダイレクトショットがど真ん中に突き刺さり、2-2の同点。スライディングが間に合わなかったソランケは腕を振り下ろし、ヒーローになるはずだったシャビ・シモンズは顔をゆがめ、敗者のようにうずくまったダンソをキンスキーが抱きかかえています。

ホームチームの最後のチャンスは、タイムアップ寸前の98分。左サイドから強引につなごうとしたブライトンは、コストゥラスがデ・カイペルに出したパスをジョアン・パリ―ニャに奪われてしまいました。ベリヴァルが前を向いてキープすると、中央から左サイドは5対2。ボックスの左でフリーだったダンソは、自らのミスをなかったことにするゴールを決めたかったでしょう。

ベリヴァルがラストパスを出さなかったのは、シャビ・シモンズが重なってしまい、コースを失ったからです。シャビ・シモンズが右に転がしたボールに走り込んだアーチー・グレイには、パスカル・グロスが着いており、右足のシュートはフェルブルッヘンが右に反応してキャッチしました。タイムアップの笛が鳴ったのは、GKのスローの12秒後でした。

勝利を目前にしながら、一瞬の判断ミスでドロー決着。3ポイントが必要だった指揮官と選手たちは、手応えを感じながらハーフタイムを迎えたはずです。先制は38分、左にいたシャビ・シモンズの素晴らしいクロスが中央に入り、フェルブルッヘンの前で触ったペドロ・ポロのヘッドがネットに届きました。さらに42分の決定機を活かしていれば、逃げ切れたかもしれません。

左サイドで一気に3人を抜き去ったソランケが、早いタイミングでニアにグラウンダーを通すと、カドゥオールをかわしたシャビ・シモンズが右隅に転がしました。決まるかと思われたフィニッシュはポストを叩き、リバウンドに走り込んだペドロ・ポロの一撃はクロスバーすれすれでアウト。チャンスを逃したホームチームは、前半が終わる前にイーブンに戻されてしまいました。

追加タイム3分、右からクロスをファーに入れたのはパスカル・グロス。ニアに突き刺した三笘薫の左足ボレーは、ゴール・オブ・シーズンに選ばれてもおかしくないスーパーショットでした。リードを2点に広げられなかったシャビ・シモンズは、素晴らしい勝ち越しゴールでリベンジを果たしたのですが…。後半戦の14試合連続失点のチームは、リードを守れませんでした。

チームを混乱させたイゴール・トゥドールに見切りをつけ、ロベルト・デ・ゼルビを招聘すると聞いたとき、残留の可能性が高まったと思いました。これまでの不振はメンタルとシステムに起因しており、適材適所で選手を活かせるモチベーターが指揮を執れば解決すると考えていたからです。問題はひとつだけ。新たな指揮官の立て直しが間に合うかどうかです。

リーズがウルヴスに勝って39ポイント。31ポイントのスパーズにとって、8ポイントは厳しいギャップです。本日のゲームでノッティンガム・フォレストがバーンリーを倒せば36ポイント、マンデーナイトのクリスタル・パレス戦でハマーズが勝利なら35ポイント。17位に4ポイント差となれば、残り5試合でスパーズが2勝しても、上のチームがひとつ勝つと降格となります。

次節は最下位ウルヴス。ロシアンルーレットのようなバトルで、いきなりこめかみを撃ち抜かれたら、復活はないでしょう。シャビ・シモンズは、救世主になれるのか。ロメロを欠いた最終ラインは、冷静さと集中力をキープできるのか。後半戦のウルヴスはホームで3勝2分2敗で、リヴァプールとアストン・ヴィラを撃破しており、先制されたら苦戦必至です。


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