2026.04.22 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【Brighton×Chelsea】ロセニオールの新布陣は失敗!チェルシーは5試合連続ノーゴールで5連敗!
エンツォ・マレスカの後を継いだリアム・ロセニオール監督は、いきなり5連勝と上々のスタートだったのですが、CLのラウンド16でパリに敗れてから雲行きが怪しくなってきました。直近の公式戦7試合は1勝6敗で、FAカップのポートヴェイル戦が唯一の勝利。ニューカッスル、エヴァートン、マンチェスター勢に4連敗のプレミアリーグは、389分にわたってゴールがありません。
絶不調に陥ったチームは、5位のリヴァプールと7ポイント差となり、CLの出場権獲得は絶望的です。いや、それどころか、このままいけば欧州のチケットを失ってしまうかもしれません。ブレントフォードとボーンマスは48ポイントで並んでおり、ブライトンとエヴァートンは1ポイント差に迫っています。34節のブライトン戦を落とすと、ボトム10に転落する可能性があります。
アメックス・スタジアムのシックスポインターは、20時にキックオフ。ロセニオール監督は、新たなフォーメーションを用意したようです。キックオフを待つ陣形は5-4-1。ロベルト・サンチェスの前にマロ・グスト、フォファナ、トレヴォ・チャロバー、ジョレル・ハト、ククレジャが並んでおり、中盤にいるのはエンソ・フェルナンデス、カイセド、ラヴィア、ペドロ・ネトです。
最前線は、20試合連続ノーゴールのリアム・デラップ。試合が始まってからしばらくは、ククレジャがジョレル・ハトの前で動く4-4-1-1に見えました。押していたブライトンは、3分に最初の決定機を創りました。右から上がったパスカル・グロスがファーにクロスを入れると、外から走り込んだ三笘薫の右足ボレーは、ロベルト・サンチェスが素晴らしい反応で上に弾き出しました。
この直後に、左からニアに入ってきたCKに先着したジョレル・ハトは、前にクリアしたかったはずです。しかしボールは頭に当たって流れ、ファーで待っていたカドゥオールへのラストパスになってしまいました。右足のシュートはフォファナの足に当たってコースが変わり、直近のプレミアリーグで5勝1分1敗と絶好調のホームチームがあっさり先制しました。
ジョアン・ペドロ、コール・パルマー、リース・ジェームズを欠いたチームは、やはり最終ラインに5人が並んでいます。プレスを悠々とかいくぐるブライトンは主導権を握り続けており、15分に右にパスを出して攻め上がったファン・ヘッケは、決定的なヘッダーをロベルト・サンチェスにセーブされました。18分の3度めの決定機は、GKの信じられないパスミスがきっかけです。
ボックス左でカットしたバレバが中央にパスを出すと、ヒンシェルウッドは無人のゴールに流し込むだけだったのですが、右足のラストタッチはタイミングが合わなかったようで、間に合ったトレヴォ・チャロバーがクリアしました。前線が全く機能せず、後方は不安定だった新たな布陣は、失敗というしかないでしょう。前半のシュートは7対1でした。
ハーフタイムにフォファナが下がり、ガルナチョがピッチへ。エンソ・フェルナンデスがトップ下に入る4-2-3-1にシフトするのでしょう。後半が始まってからしばらくは、チェルシーのポゼッション。47分のラビアのコントロールショットは、バーを越えていきました。54分にパスカル・グロスのパスをボックス左で受けた三笘薫は、振り向きざまの左足シュートを右に外しました。
激痛の追加点は56分。2対2のカウンターでリュテルと絡んだカイセドが転倒し、トレヴォ・チャロバーが2人をケアする形になってしまいました。ボックス左に入ってラストパスをもらったヒンシェルウッドがダイレクトで流し込み、2-0。下位のチームを振り切りたいチェルシーの目標は3ゴールですが、残り20分を切ってもオンターゲットはゼロのままです。
ロセニオール監督が動いたのは73分。リアム・デラップとラヴィアに代えてマルク・ギウとダリオ・エスゴです。76分に左からカットインしたガルナチョのシュートは、ファーポストの外。80分にクロスのクリアを叩いたマルク・ギウの一撃は、ファン・ヘッケが足に当ててCKです。巧みなドリブルと鋭いシュートでスタンドを盛り上げた三笘薫は、82分に拍手を受けて退きました。
ブライトンの3点めは91分、フェルブルッヘンのフィードが左サイドのデ・カイペルに通り、フリーで入れたグラウンダーをニアで合わせたのはウェルベック。GKのキックに対応したトレヴォ・チャロバーは目測を誤り、ベテランストライカーに着いていたダリオ・エスゴのポジショニングは中途半端でした。3-0快勝のブライトンが6位に浮上し、チェルシーは2ポイント差の7位です。
プレミアリーグで5連敗。シュート数15対6、オンターゲット9対0の完敗で、アタッカーたちの沈黙の時間は479分になりました。ゴールに近づけない理由はシンプルなのかもしれません。新監督の最初の8試合で8ゴール5アシストのジョアン・ペドロと、アストン・ヴィラに完勝するまでの7試合で6ゴール1アシストだったコール・パルマーの不在が最大の要因であるのは間違いないでしょう。
カラバオカップのアーセナル戦以来の5バックは、選手たちを混乱させただけで、戦い慣れた布陣に戻した後もカドゥオール、リュテル、三笘薫に振り回されました。アブラモヴィッチ時代なら許されない戦績ですが、サポーターの罵声を浴び続けるブルーコは動くのか。次節のノッティンガム・フォレストは、直近のプレミアリーグ5試合で2勝3分と好調です。
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