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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

サラー、ハリー・ケイン、CR7…ストライカーたちの移籍報道はゴシップ?ホント?

ハリー・ケイン、モー・サラー、クリスティアーノ・ロナウド、エディンソン・カバーニ、ドミニク・カルヴァート=ルーウィン、リシャルリソン、アレクサンドル・ラカゼット、ティモ・ヴェルナー…近年のプレミアリーグで、これほど多くのストライカーの未来が揺れることはなかったのではないでしょうか。

ビッグ6の最前線をチェックしてみると、いわゆるストライカーがいないマンチェスター・シティ以外のすべてのチームが、ゴールゲッターの退団問題を抱えています。プレミアリーグ27試合20ゴール10アシストという素晴らしい数字を叩き出しているモー・サラーは、リヴァプールが提示したサラリーを呑めず、契約延長交渉は決裂。代理人のラミー・アバス氏は、クラブから新たな条件が出てこなければ、テーブルに着くことはないといわれています。

昨年の夏、マンチェスター・シティ移籍が破談となったハリー・ケインは、プレミアリーグやチャンピオンズリーグで勝てるクラブに行きたいという気持ちは変わらないようです。しかしペップのチームは、「アーリング・ブラウト・ハーランドを獲得すべくドルトムントにオファー」と報じられています。

マティアス・ザマーSDは「金額を見て、ムチ打ち症になったね。失神した。妻に迎えに来てもらわないといけなかった」と語っており、メディアは獲得合意寸前という見出しを打っています。ハリー・ケインの去就に関するゴシップに、マンチェスター・ユナイテッドの名前が使われているのは、プレミアリーグ王者の関心がノースロンドンに向いていないことを示しているのかもしれません。

ラングニック監督の後任が決まっていないクラブは、カバーニの退団が決定的となっており、クリスティアーノ・ロナウドにも今季限りという噂が流れています。CR7が去るとなれば、本気でハリー・ケインに手を伸ばすのでしょうか。「アントニー・マルシアルとのスワップで、移籍金を減額しようとしている」と報じているメディアもあり、クラブもストライカーも夏の主役になる可能性が高まっています。

ラカゼットが契約満了間近となっているアーセナルは、たとえ引き留めに成功したとしても、ゴールゲッター獲得が既定路線でしょう。噂になっているのは、昨夏も狙っていたインテルのラウタロ・マルティネス、ユーヴェとの契約が終わるパウロ・ディバラ、エヴァートンが売りに出す可能性があるといわれるカルヴァート=ルーウィン。過去6シーズンにわたって負傷が絶えないディバラは、候補から外したほうがいいと思われるのですが…。

カルヴァート=ルーウィンが話題になっているのは、エヴァートンが多額の負債を抱えているからです。昨年だけで1億2100万ポンド。3年トータルで3億7300万ポンド(約597億円)というとてつもない額は、もちろんプレミアリーグワーストです。エースの去就は、アーセナルのイタリアとの交渉次第。彼を残してリシャルリソンを売るという話もあるようですが、マンチェスター・ユナイテッドは手を出さないのではないでしょうか。

ヴェルナーも退団の可能性ありといわれていますが、チェルシーの新オーナーが決まるかどうかが先です。メディアを賑わしているストライカーのうち、何人が動くのか。サラー、ラカゼット、CR7は残ると予想しているのですが…。どうなるか、見てみましょう。


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