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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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現地メディアが盛り上がる降格予想!「Opta」の解析、ファン投票、過去の事例をまとめてチェック!

ウルヴスに続いてバーンリーの降格が決まり、プレミアリーグの残留争いは「どこが18位となるか」に絞られています。水曜日のナイトゲームでボーンマスと戦ったリーズは、1-1のドローで40ポイントに到達。プレミアリーグに残る目安となる数字をクリアしたダニエル・ファルケのチームは、最後の4試合を全敗で終えてもぎりぎりセーフとなりそうです。

「BBC」「アスレティック」など多くのメディアが降格予想をしているのは、スパーズが注目されているからでしょう。「アスレティック」の6人の記者の予想は、スパーズが5人でハマーズが1人。ウェストハムを本命としたエドゥアルド・タンスリー記者は、「スパーズはブライトン戦で希望の光を見せた」「ベンタンクールとジェームズ・マディソンが復帰した」といっています。

ロベルト・デ・ゼルビのチームは絶望的と見ているのは、ジャーナリストや評論家だけではありません。「BBC」のファン投票は、スパーズが69%、ハマーズが22%、ノッティンガム・フォレストが8%でリーズは1%。「Opta」のスーパーコンピュータも、スパーズが56.9%、ハマーズが38.6%、ノッティンガム・フォレストが4.3%でリーズは0.2%と算出しています。

誰に聞いても何を見ても、「スパーズとハマーズの逆マッチレース」。これまでの戦績をチェックしたら、デ・ゼルビは奇跡を起こせないと考えるのがフツーでしょう。ライバルの3チームは、後半戦だけを取れば中位です。ウェストハムは5勝4分5敗でチェルシーを上回っており、リーズとフォレストは4勝6分4敗でニューカッスルに2ポイント差をつけています。

対してスパーズの5分9敗は、当然の最下位。土曜日にウルブズに勝てなければ、1934-35シーズンの16試合連続勝利なしというクラブのワーストレコードに並びます。イングランドの4つのリーグで、ホームで2勝しかしていないのは、チャンピオンシップから降格となったシェフィールド・ウェンズデーとスパーズのみ。過去の残留争いを見ても、彼らに不利な数字しか出てきません。

スパーズが前回、33節を終えた時点で降格ゾーンにいたのは1976-77シーズンで、巻き返せずに最下位でシーズンを終えています。プレミアリーグでスパーズを超える未勝利の記録を作ったのは2チームだけで、2007-08シーズンのダービー・カウンティ(18試合)と2002-03シーズンのサンダーランド(17試合)は、どちらも降格となってしまいました。

リーズの40ポイントは、過去14年はすべて残留となっている数字で、フォレストの36ポイントも2015-16シーズン以降はセーフです。数字を見る限りでは、スパーズのサポーターが元気になる材料はどこにもありません。「5連勝もありえる」というロベルト・デ・ゼルビの言葉は、あまりにも現状と乖離しており、選手たちのモチベーションは上がらないのではないでしょうか。

ブックメーカーの「Betfair Exchange」は、開幕前のスパーズの降格オッズを94倍としていました。2節でマン・シティに勝ち、3勝1敗で3位になったときは479倍。10月まで5勝2分2敗だったチームが、その後の24試合で2勝とは、誰も想像できなかったはずです。現在のオッズは1.4倍で、もちろん大本命。デ・ゼルビが主張する5連勝に乗っかる穴党は、さすがにいないでしょう。

フットボールのメディアに降格予想を載せるといわれれば、「スパーズでしょう」と書くかもしれませんが、自腹で1万円をベットせよという話なら、より配当がいいハマーズです。ジェームズ・マディソンは、いきなりフルスロットルは難しそうですが、ベンタンクールの復調が勝ち方を思い出すきっかけになってもおかしくありません。ひとつ勝てば…!ウルヴス戦に注目です。


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