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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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無観客、中立地開催、無料放送…プレミアリーグは6月13日再開を検討!

「ミラー」の最新記事は「6月13日再開を検討中」。昨夜の「BBC」は、「それぞれのスタジアムで開催するのは課題が多すぎる」というサウスヨークシャー警察DCCのマーク・ロバーツ氏のコメントを紹介しています。イギリス政府によるプレミアリーグ2019-20シーズンの再開是非の検討まで、残り1週間となりました。明日、プレミアリーグの全20クラブの代表による会議が実施され、スケジュールと開催地の素案がまとまる予定です。5月7日に政府のロックダウン緩和が発表されれば、入念な検査を繰り返したうえで久々のキックオフに向かいます。

「元のスタジアムで行うのは困難だろう」。マーク・ロバーツ氏は、最大の懸念材料はサポーターの大移動だと語っています。「ニュートラルな会場で開催されるメリットは、健康面だけではない。警察や救急車が行き来することで生じる混乱を最小限に抑える方法を検討したい。アンバランスなサービスや機能は、通常運転に戻すために辿るべきものだ」。フットボールにおける警備を担当するリーダーは、「プレミアリーグとフットボールリーグに参加するクラブは、サポーターや住民の継続的な支持が必要であるというメッセージを送り続けなければならない」と指摘しています。

シートの前後と両隣、交通機関、大画面を設置しているパブはすべてリスクといわざるをえない」。4月上旬に、スタジアム観戦を否定したオリヴァー・ダウデン文化省長官は、いくつかの試合が無料で放送される可能性があるとコメント。無観客、中立地開催、テレビ放映権料のカットを最小限に抑えるといった方針に、反対するクラブはないでしょう。問題は、イギリス政府が5月上旬までにコロナウイルスの感染を封じ込める体制を構築できるかどうかです。4月8日以降、病院で亡くなる人が減少し続ける一方で、介護施設における死亡者数が急激に増えており、ピークアウトには至っていません。

プレミアリーグとFAカップを足すと、残り試合は100試合以上。2019-20シーズンが静かに再開され、サポーターの歓喜とともにフィナーレを迎えるイメージは未だありません。1週間ごとに状況が激変するジェットコースターのような日々を送ってきた私たちは、来週の木曜日にポジティブな未来を描けているでしょうか。今はただ、静かに成り行きを見守るだけです。焦らず、悲観せず、さりとて過剰に期待することもなく。


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“無観客、中立地開催、無料放送…プレミアリーグは6月13日再開を検討!” への1件のコメント

  1. OG3 より:

    正直今季の再開は現実的ではないと思います。順位は現時点で決定、昇格は有り降格はなし。欧州カップは来季中止にして再来期に2シーズン分の出場権を消化できるような規模拡大した特別大会を開催する。これでリーグの再開(開催)時期を合わせる必要もなければ、リーグ戦が拡大した分の過密日程も回避できます。今は来季いや今後にいかに影響を抑えて行くか、準備できるかが求められていると思います。

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