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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

35歳のチアゴ・シウヴァはチェルシー!? 地元メディアが豪華すぎる来季の布陣を大胆予想!

「テレグラフ」「ガーディアン」「デイリー・メール」「サ・サン」「フットボール・ロンドン」…現地メディアが、パリ・サンジェルマンのベテランCBの去就について一斉に報じています。チャンピオンズリーグのファイナルを戦った後、フリーエージェントとなるチアゴ・シウヴァは、チェルシーに入団するのでしょうか。初めてのプレミアリーグとなるブラジル代表は、既に35歳。フランク・ランパード監督は、最終ラインが強化されるだけでなく、若手の成長を促す存在としても価値があると考えているようです。

真偽のほどは定かではありませんが、これだけ多くのメディアがひとつの方向を示しているのを見れば、スルーするわけにはいきません。プレミアリーグのビッグ6で、チアゴ・シウヴァをほしがりそうなのはチェルシーぐらいでしょう。リヴァプールは、クロップのコンセプトに合うかどうかが唯一の基準であり、基本的には若手シフト。マンチェスター・シティは6つ年下のクリバリを追いかけています。レッズと同様にヤングスターを物色しているアーセナルは、リールに所属する22歳のガブリエウ・マガリャンイスを獲得間近と伝えられており、ダヴィド・ルイスやパパスタソプーロスよりも年長のCBはノーサンキューでしょう。

ジョゼ・モウリーニョのトッテナムも、32歳になるアルデルヴァイレルトの脇には伸びしろがある選手を置きたいはずです。マンチェスター・ユナイテッドは、ジェイドン・サンチョがどうなるか決まるまでは動かないでしょう。それにしても…。レヴァークーゼンのカイ・ハヴェルツの獲得交渉では、9000万ポンド(約126億円)という要求額に歩み寄る姿勢を見せ、5500万ポンドといわれるダヴィド・アラバ争奪戦にも手を挙げているといわれるブルーズは、コロナウイルスによるパンデミックの影響などどこ吹く風とばかりにビッグディールを仕掛けています。

「フットボールロンドン」は、「マリナ・グラノフスカイアの理想のラインナップ」を予想。11人のうち、6人までがニューフェイスです。GKオブラク、DFリース・ジェームズ、リュディガー、チアゴ・シウヴァ、レギロン。MFカンテ、コヴァチッチ、カイ・ハヴェルツ、FWツィエク、ヴェルナー、プリシッチ。アトレティコ・マドリードの絶対的守護神は1億ポンド、セヴィージャの左SBは2000万ポンド台の勝負になりそうです。アスピリクエタもメイソン・マウントもジョルジーニョもタミー・アブラハムもベンチという豪華なスカッドは、3億ポンド(約420億円)を投じなければ実現できないのではないでしょうか。

話をパリの元キャプテンに戻しましょう。昨季プレミアリーグで54失点のチェルシーにとって、経験豊富なCBはほしかったパーツのひとつ。常時出場は難しかったとしても、ズマやクリステンセンの目の色が変われば、獲ってよかったといえるのではないかと思います。ランパード監督のチームは、どこまで変わるのか。開幕2戦めのリヴァプール戦のスタメンが、今から楽しみです。


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