2020.09.29 移籍ニュース2020-21移籍ニュース
マン・シティが2人めのCBを獲得!コンパニの後継者はベンフィカの主将ルベン・ディアス!

ベンフィカがモレイレンセに2-0で完勝した土曜日には、移籍は周知の事実となっていました。公式戦133試合めのCBは、キャプテンマークを着けて最終ラインを統率し、20分には通算12発めとなるゴールをゲット。タイムアップの笛の後、チームメイトとルイ・コスタSDとハグをかわしたルベン・ディアスは、クラブの公式TVのインタビューに対して、「ルイ・コスタを抱きしめた理由は、既にみんなが知っていると思う」とコメントしています。
2019年5月にヴァンサン・コンパニを失ったマンチェスター・シティは、後釜を決めるまでに1年4ヵ月という時間を要しました。「BBC」によると、昨年の夏から追いかけていたナポリのカリドゥ・クリバリの獲得を断念したのは、29歳に7000万ポンドを超える移籍金を払いたくなかったから。次にターゲットとなったのは、セヴィージャのジュール・クンデでしたが、フランス代表に選ばれたことがない21歳が主力として活躍すると確信できず、マン・シティは入札を見送ったとされています。
3人めの候補だったアトレティコ・マドリードのホセ・ヒメネスも、7800万ポンドといわれる高額の移籍金がネックとなりました。フィジカルに長けたウルグアイ代表DFは、いかにもプレミアリーグで成功しそうですが、ハードマークという強みよりも、頻繁に負傷するという不安がフォーカスされてしまったようです。高額のプレーヤーと若手に難色を示したマンチェスター・シティが、ルベン・ディアスを最優先ターゲットに据えたのは直近の話と伝えられています。
「スカイスポーツ」がコメントを求めたポルトガルのジャーナリスト、ヴァルター・マルケス氏は、「空中戦に強く、攻撃的なディフェンダー。攻めの起点となるのを楽しんでおり、マンチェスター・シティにぴったりだと思う。23歳ながら後方のリーダーとしてお手本になる選手」と評しています。6500万ポンドもなかなかの高額ですが、ベンフィカはオタメンディを1370万ポンド(約18億5000万ポンド)で買い取ってくれており、トータルでは悪くない着地となったようです。
ナタン・アケ、ルベン・ディアスと即戦力CBを2人獲得したペップは、守備力強化で2年前の強さを取り戻せるでしょうか。新戦力がピッチに立っているであろう8節のリヴァプール戦で、名将率いるチームが3トップをどう封じるのかに注目したいと思います。(ルベン・ディアス 写真著作者/Vyacheslav Evdokimov)
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