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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ジェイドン・サンチョ、トリッピアー、ヴァラン…マンチェスター・ユナイテッドの補強最新トピックス!

「デイリー・メール」は7700万ポンド、「Goal.com」は7800万ポンド、「ミラー」は8150万ポンド。金額は微妙にずれていますが、1年前は1億800万ポンドと報じられていたジェイドン・サンチョの移籍金が、大きく下がるのは間違いないようです。ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは、「われわれとジェイドンとの間で、特定の条件でのみ移籍できるという紳士協定が結ばれている。ここ数年、彼とは一緒に過ごしてきたからね」とコメント。プレミアリーグのビッグクラブから注視されているウインガーは、今度こそイングランドに帰還すると目されています。

「スカイスポーツ」は、移籍金が下落する理由について「パンデミックの影響と、契約が残り2年となったこと」と伝えています。マンチェスター・ユナイテッド、ドルトムント、ジェイドン・サンチョの交渉は、3者ともに「慎重な楽観主義」を示しながら進んでいるとのこと。コロナウイルスの蔓延によって、巨額の経済的な損失を被ったドイツのクラブは、「アーリング・ブラウト・ハーランドを残してジェイドン・サンチョを手離し、赤字を埋める」という方針で動いていると見られています。

一時は、「ハーランド、ルカク、アグエロを取り逃したチェルシーが、ハリー・ケインに目を向けたマンチェスター・ユナイテッドの間隙を縫ってサンチョ獲得に方針変更」という噂が流れていました。得点力不足に悩むトゥヘル監督にとって、ブンデスリーガ26試合8ゴール12アシストのヤングスターは魅力的な存在であるのは間違いありませんが、ウインガーが豊富なチームのターゲットにはなりえないのではないでしょうか。

ジョン・マータフFDとダレン・フレッチャーTDが8000万ポンドを投じてサンチョを押さえたら、ハリー・ケインやグリーリッシュには手が出ないでしょう。次なるターゲットは、後方となります。「マンチェスター・ユナイテッドに入りたいと知人に漏らした」と伝えられているのは、アトレティコ・マドリードの右SBキーラン・トリッピアー。30歳になったイングランド代表は、マン・ユナイテッドファンの家庭で育っており、キャリアの最後を好きなクラブで終わらせたいと考えているのかもしれません。

長きに渡って課題となっているリンデロフのポジションには、レアル・マドリードのラファエル・ヴァランがリストアップされているようです。2020-21シーズンのラ・リーガで31試合2ゴールという数字を残したCBは、契約期間が残り1年となっており、数カ月前から退団の噂が流れ続けています。「Goal.com」によると、ムバッペを獲得したいクラブは資金調達を目論んでおり、他の主力選手よりもサラリーが低いのが不満のフランス代表CBも扉を開いているそうです。

ヴァラン獲得の最大のネックは、6000万ポンドといわれる高額移籍金ですが、ディーン・ヘンダーソンにポジションを奪われそうなデ・ヘアや、プレミアリーグ4ゴールでシーズンを終えたマルシアルなど主力が売却となれば、一気に交渉が進む可能性が高まります。マグワイア&ヴァランで最終ラインが堅陣となり、ジェイドン・サンチョが右サイドを制圧してくれれば、プレミアリーグの優勝争いにがっつり食い込めるのではないでしょうか。

2シーズンめを迎えるファン・デ・ベークの覚醒、ハマーズでブレイクしたリンガードの確変継続、10シーズンめの新契約を締結しようとしているファン・マタの復活にも大いに期待しています。4シーズンめを迎える指揮官は、エディンソン・カバーニ&ブルーノ・フェルナンデス依存症から脱却できるでしょうか。サンチョとヴァランを加えて、プレミアリーグ4位&無冠は勘弁していただければと思います。ペップやクロップなら、トロフィーを2~3個持ち帰っている顔ぶれですよね…。


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