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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ブエンディア&エドゥアールの争奪戦に敗れたアーセナル、次なるターゲットはルベン・ネヴェス!?

チャンピオンシップのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いたノリッジMFエミリアーノ・ブエンディアを取り逃したアーセナルは、セルティックで活躍するストライカーの争奪戦にも敗れてしまったようです。フランスU-21代表のオドソンヌ・エドゥアール。昨季のスコティッシュ・プレミアシップで26試合16ゴール5アシストのヤングスターは、ムバッペに匹敵する大器ともいわれており、早晩ビッグクラブに移籍すると囁かれていました。スコットランドの名門との契約が残り1年となったストライカーは、延長を拒否しており、1500万ポンドという格安の移籍金で獲得できるチャンスでした。

レスター、アーセナル、インテルの三つ巴の争いを制したと報じられているのは、彼をよく知るマネージャーがいるクラブです。2年連続でプレミアリーグのTOP4争いに敗れたレスター。地元メディア「レスターシャイアライブ」は、「アーセナルとのレースに勝利」という見出しを掲げ、オドソンヌ・エドゥアールがブレンダン・ロジャースとの再会を熱望していると伝えています。34歳になったジェイミー・ヴァーディーの後継者は、プレミアリーグでも得点力を発揮してくれるのではないでしょうか。

開幕2連敗となったアーセナルは、3人めのターゲットに対してアプローチを開始したようです。「タイムズ」が移籍金が暴落と報じているのは、ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズのセントラルMFルベン・ネヴェス。ミッドランズのクラブは、新監督のブルーノ・ラージのために補強資金を捻出しようとしており、24歳のポルトガル代表は移籍リストに加わっているといわれています。

プレミアリーグ2018-19シーズンに35試合4ゴール3アシストというスタッツを残したセントラルMFは、一躍ビッグクラブの注目の的となりますが、ウルヴスのオーナーである上海の復星国際は6000万ポンドという高額オファーでも拒否し続けてきました。2年前の彼らの評価額は7200万ポンド。アーセナルにしてみれば、ニコラ・ペペのクラブレコードと同額となれば迷わずスルーでしょう。しかし今年になって、彼の移籍金は一気に半額まで下がったようです。

下落の要因は、パンデミックの影響と、契約期間が残り2年になったこと。3500万ポンド前後の交渉なら、ダニ・セバージョスの代役を探しているクラブが検討できるレベルです。ジャカが依然としてローマのターゲットとなっているなかで、昨季プレミアリーグ36試合5ゴールのコントロールタワーを押さえられるのは願ってもないチャンスと思えるのですが…。「フットボールロンドン」によると、このニュースを聞いたグーナーは賛否両論だそうです。

「ルベン・ネヴェスは今のスカッドを助けられる存在ではない」「ジャカのアップグレードとはいえない」。トーマス・パーティーの相棒は、カンテやホイビュルクのように守備力に長けたアンカータイプが適役というなら、ブライトンのイヴ・ビスマのほうがいいでしょう。私は、ルベン・ネヴェスは獲れるなら獲るべきと思います。カウンターのスイッチを押してくれる彼のロングフィードやスルーパスによって、ニコラ・ペペやサカの突破力がより活きるのではないでしょうか。

アーセナルは既にアクションしていると伝えた「タイムズ」は、ドーピングによって12ヵ月の出場停止処分を受けたアヤックスGKオナナにもオファーを出すといい切っています。2勝2敗か、4連敗か。エドゥ&アルテタの動向に注目しましょう。(ルベン・ネヴェス 写真著作者/Porto Tourism Official Portal)


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