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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ユーロの躍進で爆上がり確実…プレミアリーグレコードの移籍金を記録するイングランド代表は誰だ?

ジョン・ストーンズ、ラヒム・スターリング、カルヴァン・フィリップス、ルーク・ショー、ハリー・ケイン、ジャック・グリーリッシュ、デクラン・ライス、ハリー・マグワイア。ユーロ2020でベスト4に進出したイングランド代表の選手を貢献度の高い順に並べると、十人十色のランキングとなるのではないでしょうか。

得点力が課題だったグループステージは、貴重なゴールを決めたスターリング、豊富な運動量で中盤を支えたカルヴァン・フィリップス、最終ラインを束ねたジョン・ストーンズ。ドイツとウクライナに完勝したノックアウトラウンドは、3ゴールのハリー・ケイン、3アシストのルーク・ショー、左サイドで違いを創ったジャック・グリーリッシュのパフォーマンスが目を引きました。

彼らの活躍は、大会終了後に話題になるであろう移籍金とリンクするはずです。既にマンチェスター・ユナイテッドが、7300万ポンド(約112億円)でジェイドン・サンチョを獲得すると報じられています。この夏最初のビッグディールが決まれば、ポグバ(8900万ポンド)、マグワイア(8000万ポンド)、ルカク(7500万ポンド)に次ぐプレミアリーグ歴代4位の国内クラブによる高額獲得です(全部マンチェスター・ユナイテッドですね…)。

ユーロ2020が終わってから交渉スタートとなるハリー・ケイン、ジャック・グリーリッシュ、デクラン・ライスは、スパーズ、ヴィラ、ハマーズが高額の移籍金を主張しており、ポグバのプレミアリーグレコードを超えるのは確実と見られています。「BBC」のサイモン・ストーン記者は、「Who will be the big signings, who has the cash and what about Covid?(ビッグなサインは誰か、キャッシュがあるのはどこか、コロナウイルスの影響は?)」と題した記事を配信。渦中のタレントたちについて、慎重な表現で未来予測をしています。

「27歳のケインは離れたいと明言しているが、トッテナムは契約が3年残っている選手を放出する気はない。新しいボスのヌーノ・エスピーリト・サントは、イングランド代表キャプテンの残留を期待していると伝えられている」
「アストン・ヴィラは、グリーリッシュを残留させるチャンスがあると主張しているが、成功すると予想する人はほとんどいない。各方面から否定的な声が挙がっており、グリーリッシュがシティに移籍する契約が既に合意されているという憶測は消えない」

「ウェストハムが、22歳のイングランド代表MFデクラン・ライスを売りたくないのは周知されているが、だからといって売らないわけではない」
「ウェストハムがライスを失うことに抗えないなら、リーズもまた、カルヴァン・フィリップスについて同じ状況にあるのではないか。彼は、クラブレベルでは得られない高いステージで活躍しているのだから」

ハリー・ケインは残留の可能性が高く、グリーリッシュは退団確実。セントラルMFの2人は移籍金を積まれたら抵抗できないという見立てです。だとすれば、彼らの将来を決めるのは、マンチェスター勢とチェルシーの資金力ということになります。昨季プレミアリーグでワンツーを決めた2つのクラブは、銀行からの調達、株式や資産、選手の売却などキャッシュを得る手段を複数用意しています。プレミアリーグ開幕までの2週間で、レコード更新が2発ほどあるのではないでしょうか。グリーリッシュ、デクラン・ライス…!?


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