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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

まさかの富安!プレミアリーグ2021-22シーズン「BBC」のデッドラインデーLIVEレポート【後編】

プレミアリーグ2021-22シーズンの夏のトランスファーウインドウも、残すところあと5時間となりました。「BBC」の「トランスファー・デッドラインデーLIVE」にたびたびコメントをUPしているサイモン・ストーン記者は、トッテナムがバルセロナのSBエメルソン・ロイヤルを獲得したら、セルジュ・オーリエはどうなるのかといっています。

18時10分になり、ライプツィヒのアデモラ・ルックマンがレスターにローンで加わると報じられました。デニス・プラートをトリノに貸し出したのは、2年前までエヴァートンに在籍していたドリブラーを獲れる見通しが立ったからでしょう。18時30分、トッテナムがエメルソン・ロイヤルの入団を発表。移籍金は3000万ユーロ(2576万ポンド=約39億円)です。バルサでは出番を得られなかったブラジル代表SBは、プレミアリーグで真価を発揮できるでしょうか。

エヴァートンのヌクンクがスタンダール・リエージュ、チェルシーのアンパドゥはベネツィアと2つのローン移籍が確定。トゥヘル監督のチームが動いてからは、「彼らはサウール・ニゲスをゲットするのか」という話題が盛り上がっています。マン・シティが若手2人をローンで放出と伝えられ、20時となりました。マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールは沈黙。明らかに動いているのは、チェルシー、アーセナル、ウェストハムのロンドン勢です。

20時30分、ハマーズがスパルタ・プラハのMFアレックス・クラールをローンで獲ったと発表。ソーチェク&ツォウファルが大当たりだったイーストロンドンのチームは、「3匹めのドジョウ」を目論んでいるようです。「彼は中盤のセンターによい競争をもたらすだろう。若くて才能ある選手で、大きな可能性を秘めていると感じる。プレミアリーグの要求に適応できるだろう」。ヴラシッチに続いて、この日2人めの即戦力をゲットしたモイーズ監督は、いい感触を得てマーケットを去ることができたようです。

アーセナルのGKルナルソンは、オールーヴェンへローン移籍。残り2時間に差し掛かった頃、クリスタル・パレスがセルティックの点取り屋オドソンヌ・エドワールを引き入れることに成功しました。2年連続でスコティッシュ・プレミアシップの得点王に輝いた23歳の逸材が1500万ポンドなら、迷わず買いです。プレミアリーグ開幕から3戦で2ゴールと得点力不足に悩まされていたヴィエラ監督にとっては、大満足の補強でしょう。

ほどなくベジェリンのレアル・ベティス行きが決まると、セルジュ・オーリエがスパーズとの契約を終えてロンドンを去ると伝えられました。アーセナルの右SBがセドリク・ソアレスとチャンバースだけになるという最悪の時間は、40分しか続きませんでした。何と何と富安健洋、ガナーズ入団決定!マーケットが締まる6分前の電撃移籍は、本日最高のサプライズでした。「BBC」は移籍金は非公表としていますが、「スカイスポーツ」は1980万ポンド(約30億円)とレポートしています。今のガナーズなら、右サイドあるいはCBとしてレギュラーに定着する可能性は低くないでしょう。

エヴァートンが大連プロフェッショナルからサロモン・ロンドンを引っ張ってきたのが23時。チェルシーのサウール・ニゲス獲得が間に合い、2021-22シーズンの夏のウインドウは締まりました。「BBC」のタイムラインを追いながら、いろいろ思うところがあり、最後に書き留めようと考えていたのですが、最後のトミヤスですべて飛んでしまいました。いやー、アーセナルですか。岩淵真奈さんとともに、いいニュースを日本に届けてください!


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“まさかの富安!プレミアリーグ2021-22シーズン「BBC」のデッドラインデーLIVEレポート【後編】” への5件のフィードバック

  1. ガナユ より:

    富安はまさかのアーセナルですか。RSB CBをハイレベルにこなす富安はアーセナルにとって良い補強ですね。

    富安自身もプレミアで戦えるクオリティは持ってると思いますが、現在最下位のアーセナルはアルテタの去就が不透明であり富安自身にとって良い移籍になるかは不安ではありますが…..

  2. ペップの街 より:

    富安のアーセナルは本当にビッグニュースですね。シティ戦で守備陣が崩壊し、建て直しが急務の状況で富安がピースとしてドハマりすれば最高ですね。不安もあるでしょうが、セリエAで評価された守備力は通用すると思いたいです。

  3. 水色 より:

    ミラン戦の左足ゴールだったり、右サイドで新進気鋭の南米左利きウインガーのような左足でのドリブル突破をしたりと、DFの枠に収まらないプレイを見せてくれるので冨安本当に楽しみです。
    今は特に守備の安定が最優先でしょうし、完全な両利きがDFに必要な資質かといえば二の次かもしれませんが、両利きといえばカソルラを思い出します。
    ポジションは違えど彼のような愛される選手になれるよう(対戦時以外での)活躍願っています。

  4. のこ より:

    冨安のプレミア移籍は期待してましたが、まさかのアーセナルでした。適応のための時間はいるかもしれませんが、プレミアのスピードにもついていけそうですし、まずはスタメン奪取を期待ですね!

  5. アイク より:

    更新ありがとうございます!
    トッテナムかと思っていたらなんと、、今朝ニュースを見て一発で目が覚めました。奮闘中の南野は別として、プレミアで成功したと言える日本人は吉田、岡崎くらいでしょうか。(個人的には香川の一年目は良かったと思ってますが)
    ますます今シーズンが楽しみです!

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