マンチェスター・ユナイテッドがいよいよ始動…リンデロフ移籍合意、モラタ&ペリシッチは交渉大詰め!
「ベンフィカでの活躍は素晴らしい。スウェーデン代表でも、今後は重要な役割を担うことになるだろう。彼は日に日に成長している。いよいよメガクラブにチャレンジする準備ができたのだろう」。代表の大先輩、ズラタン・イブラヒモヴィッチが絶賛するリンデロフは、187㎝とモウリーニョ好みの長身で、スピード、読みの精度とも申し分なし。エリック・バイリーと同様に右SBもこなせる選手で、「BBC」は移籍金は3100万ポンド(約43億6000万円)になると伝えています。個人条件の詳細を詰めてメディカルチェックを無事通過すれば、正式発表となります。6人めのCBの加入で放出されるのは、昨季プレミアリーグで不安定なプレイが目立ったスモーリングか、負傷が多いフィル・ジョーンズか。あるいはブリントが左サイドにまわるのかもしれませんが、リンデロフ加入で動く選手が出てくるものと思われます。
以前から噂になっていたレアル・マドリードFWアルバロ・モラタについて、「テレグラフ」がマンチェスター・ユナイテッドと個人合意に至ったと報道。スペインメディア「マルカ」もモラタが退団の意思をクラブに伝えたとしており、移籍金の折り合いがつけば24歳ストライカーのプレミアリーグデビューが決まります。昨季のラ・リーガでは先発出場14試合とレギュラーにはなれなかったものの、26試合15ゴールはキャリアハイ。マンチェスター・ユナイテッドは、選手としてピークに入る直前という最高のタイミングでモラタを引き入れられるのかもしれません。5240万ポンド(約73億9000万円)のオファーに対して、マドリードが主張する7800万ポンド(約110億円)は高すぎる印象がありますが、2年前にデ・ヘアとナバスのトレードを破談にしてしまった両クラブは、スムーズに折り合うことができるのでしょうか。ムバッペを狙っているといわれる欧州王者の後釜探しの進捗によって、モラタ入団の決定時期も値段も変わってきそうな雲行きです。
景気のいい話が続くのは喜ばしいのですが、クラブにお願いが3つあります。「若いマルシアルをたった2年で見限らないでほしい」「キャリックの後継者となりえるスケールの大きいセントラルMFを獲得してほしい」「チャンピオンズリーグをにらんでズラタン・イブラヒモヴィッチと新しい契約を結んでほしい」。プレミアリーグを制するには、ポグバの背後をフォローできるセントラルMFの獲得は必須なのではないでしょうか。
「ウッドワードは、私の希望を知っている。私はしばらく休む。今は彼が働く時期だ」といい残してバカンスに入ったモウリーニョ監督は、希望どおりの戦力を手にして7月から始動することができるのか…3つのディールが、納得のお値段で着地することを祈ります。(ヴィクトル・リンデロフ 写真著作者/Вячеслав Евдокимов)
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
リンデロフはプレー集でしか見たことがないので実際にプレーする様子を見るまでは何とも言えませんが、欧州で戦うために選手層を厚くしてくれる意味でも期待です。
ペリシッチ、モラタも具体的に話が出始めていますから続報を期待ですね。(正直なところ、この2人については話に出ているような金額を払ってまで獲得する価値があるのか懐疑的です)
makotoさんもおっしゃるようにポグバを支える広い守備範囲とボール配給に優れたキャリックの後継者が欲しいですね。
私はブリントがユナイテッドにやってきてから、彼がその役割を担うことをずっと信じているのですが・・・
ファンハール、モウリーニョ監督の両人ともそうしないということは、やはりその適正ではないということでしょうかね。
yutoさん>
おっしゃるとおり、特にモラタは金額が微妙ですね。アンカーの役割を担うセントラルMFをきちんと据えることは必須だと思います。私もブリントはありだと思います。どこが足りないんですかね…。
カゼミーロが欲しいです…
不知火さん>
いい選手ですよね。来てくれそうにないですが…。