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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

売却候補は総勢10人以上⁉ ランパードの不振で激増したチェルシー関連の移籍ゴシップをチェック!

アスピリクエタのオウンゴールで、ハーフタイムは0-1。早い時間に追いつきたいランパード監督は、ハーフタイムに2枚代えを敢行しました。コナー・ギャラガ―とアスピリクエタを下げ、オーバメヤンとムドリク。後半に入り、致命的な失点を喫して完敗したホームゲームで、プリシッチとツィエクの出番はありませんでした。

総額6億ポンドの大型補強で、30人の選手を抱えることになったチェルシーは、夏に大胆な人員整理をすると目されています。1月にパリ移籍が破談になったツィエクは退団濃厚。プレミアリーグ21試合出場で先発が8試合しかなく、1ゴール1アシストと振るわないプリシッチも新天地を求めているといわれています。

骨盤の手術を受け、シーズンアウトと伝えられているメイソン・マウントは、契約延長交渉が頓挫しています。「アスレティンク」のデヴィッド・オーンスタイン記者は、新契約の締結に至らなければ売却とレポート。ファブリツィオ・ロマーノさんも、「新たな代理人としてニール・フェウィングスが選ばれており、移籍する可能性が高まっている」と伝えています。

獲得をめざしているのは、リヴァプール、アーセナルとトゥヘル率いるバイエルン。ブルーズが要求するといわれる7000万ポンド(約120億円)は、本人が出ていきたいといえば下がるのでしょうか。今季限りで契約満了となるエンゴロ・カンテも、アーセナルとトッテナムが狙っていると報じられています。

バイエルンといえば、トゥヘル監督はコヴァチッチもほしがっているとのこと。ドイツメディア「ビルト」が、2024年の夏まで契約を残しているMFをリストアップしたと伝えています。同じく残り1年となるロフタス=チークも放出候補。ポッター監督の下でレギュラーに返り咲いたケパと、後半戦の出場ゼロのエドゥアール・メンディも、オファーがあれば応じるようです。

2年前のチャンピオンズリーグ決勝に出場したメンバーで残留するのは、チルウェル、チアゴ・シウヴァ、リース・ジェームズのみとなるかもしれません。来季の監督は、マウリシオ・ポチェッティーノでほぼ決まりといわれていますが、新生ブルーズはどんな顔ぶれになるのでしょうか。

GKは未定、最終ラインにはバディアシル、フォファナ、チアゴ・シウヴァ、クリバリがいます。WBはリース・ジェームズ、チルウェル、ククレジャ、センターはエンソ・フェルナンデス。前線はマドゥエケ、スターリング、ムドリク、ダヴィド・フォファナ。オーバメヤンはおそらくアウトで、エンクンクが来るならカイ・ハヴェルツやアルマンド・ブロヤも売却の可能性ありです。

「元スパーズの指揮官は、ケイン&ソンを引き抜きたがっている」という期待通りのゴシップが出ている一方で、「フットボール・ロンドン」は「ポチェッティーノのソンはムドリク、ケインになりえるのはタミー・アブラハム」と主張しています。ジョアン・フェリックスのレンタル延長とルカク復帰の可否は、新たなマネージャーの意向次第でしょう。

欧州への道が閉ざされれば、FFPのハードルが上がり、経営上の理由で売却必須となる人数が増加します。トゥヘル解任&ポッター抜擢というチャレンジの失敗は、想定外の大きなダメージとなってクラブの未来を圧迫しそうな状況です。来季のプレミアリーグは「新生チェルシーの戦いぶり」とともに、「元チェルシーのパフォーマンス」も見どころのひとつとなるでしょう。


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