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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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最新の移籍関連ニュースは全員U-20。課題山積のチェルシー、冬の補強は完全なる若手シフト!?

マンチェスター・ユナイテッドを応援している私にとって、チェルシーはときどき共感を覚えるクラブです。「お互い、ネタ枯れの記者がゴシップをひねり出すネタ元として、よく使われますよね…」。レッドもブルーも、ビッグネームが好きでビッグディールが多く、それゆえハズレも目立つクラブです。

プレミアリーグ史上最高額の移籍金でポール・ポグバ。GKの史上最高額でケパ・アリサバラガ。CBはハリー・マグワイア、SBはマルク・ククレジャ。昨夏のマーケットでは、チェルシーがプレミアリーグ史上最大となる2億7110万ポンド(約438億円)の大型補強を敢行し、マンチェスター・ユナイテッドは2位と、ビッグな2トップは健在でした。

アントニー、カゼミーロ、リサンドロ・マルティネス、フォファナ、ククレジャ、スターリング。マンチェスター・シティのウインガー以外は、高すぎないかとツッコミを入れられています。ポグバは去り、ルカク問題もメディアにとってはごちそうです。われわれはロナウドの退団騒動が続き、彼らはロナウド獲得の噂を引っ張りました。

オーバメヤンやエリクセンも加わり、強くなったかと思いきや、プレミアリーグの順位は5位と8位。この冬も、当然のように主役にされるでしょう。ペップとチキはコンセプチュアル、クロップとジュリアン・ウォードは合理的、アルテタとエドゥは長期的な視点があるといわれ、ウインガーやストライカーに大枚をはたいても「なるほど!」で終わります。ああ、うらやましい…。

さて、ささやかな愚痴はこのぐらいにして、チェルシーの補強について気になる話題をピックアップしたいと思います。ポッター監督のスカッドは、全方位の新戦力獲得が必要な状況に陥っています。アルマンド・ブロヤは前十字靭帯断裂でシーズンアウト。ウェズレイ・フォファナはまたも負傷。メンディは契約延長を拒否し、ツィエクとプリシッチは移籍の噂が絶えません。

エンゴロ・カンテは、バルサに行くのでしょうか。夏に契約が切れるジョルジーニョは、残留希望ながらも延長に至っていません。すべてのポジションに不安を抱えているチームゆえ、1月になったらメディアのゴシップ祭りが盛り上がりそうです。「クリスティアーノ・ロナウド獲得の可能性は残っている(フットボールロンドン)」。なるほど、それは楽しみですね…!?

1月もまた、派手な売買をしてもおかしくないのですが、直近のニュースを拾ってみると、どうやら若手にシフトしているようです。ファブリツィオ・ロマーノさんによると、モルデで今季34試合19ゴールのデヴィッド・ダトロ・フォファナは「done deal and here we go!」。20歳のストライカーの次に決まりそうなのは、18歳のブラジルU-20代表DFアンドレイ・サントスです。

ドルトムントの新鋭ストライカー、ユスファ・ムココも18歳。冬は来季以降に向けての種まきと決めているのか、ポッター監督の育成力に期待して長期的な強化を進めているのか。ザルツブルクのスカウト部長、ライプツィヒTDを歴任したクリストファー・ヴィヴェルさんのTD就任も、長期的な強化にシフトする布石のように感じられます。

トッド・ベイリーオーナーの下で、チェルシーは変わるのでしょうか。ラファエル・レオン、エンソ・フェルナンデス、ジュード・ベリンガムら即戦力の名前も挙がっています。本気のアプローチとよくあるゴシップを見分けるのも、彼らとマンチェスター・ユナイテッドの楽しみのひとつです。クリスティアーノ・ロナウドは、さすがにないでしょうね…。


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