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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ブライトンはミルナー、リヴァプールはマック・アリスター⁉ 早くも動き出した来季の補強速報!

37歳になったジェームズ・ミルナーは、新たなステージで現役を続行すると決断したようです。「BBC」が報じた移籍先はブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン。ロベルト・ゼ・デルビ監督の下でプレミアリーグ6位と大健闘のクラブは、契約寸前に漕ぎ着けていると伝えられています。

ミルナーとリヴァプールの契約は夏に満了となっており、「Goal」も既に口頭で合意済みといっています。クロップ監督が招聘された2015-16シーズンから、アンフィールドで7年を過ごしたベテランMFは、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップ、カラバオカップ、クラブワールドカップ、UEFAスーパーカップと、タイトルをすべて手に入れる最高の時を過ごしました。

クラブ史上初の欧州チャレンジに近づいているブライトンでは、パスカル・グロスやマック・アリスターのポジションで、経験値を活かすことを求められているのでしょう。今季プレミアリーグは27試合出場。先発は6試合に留まったものの、37歳とは思えない運動量で幅広いエリアをカバーしており、衰えを指摘する声はありません。

ミルナーを押さえたデヴィッド・ウェアTDは、ワトフォードのブラジル人FWジョアン・ペドロも手中に収めたようです。「BBC」は、クラブレコードとなる3000万ポンド(約51億円)に近い額が動くと報じています。今季チャンピオンシップで35試合11ゴール4アシスト。安く仕入れて高く売るクラブは、21歳のアタッカーの値段は数年後に高騰すると見込んでいるのでしょう。

ブライトンとリヴァプールの関係は、ベテランMFの譲渡だけでは終わらないと見られています。ミルナーとジョアン・ペドロの最新情報を伝えたファブリツィオ・ロマーノさんは、「アレクシス・マック・アリスターがリヴァプール移籍に乗り気になっている。個人合意に至るには詳細を詰める必要があり、今後2週間は交渉継続」とツイートしています。

「リヴァプールエコー」も、ジュード・ベリンガムを諦めたクラブが獲得合意に近づいているとレポート。「ミラー」によると、10番のレッズ移籍はブライトンのドレッシングルームでオープンに語られているそうです。

最大のハードルは、7000万ポンド(約119億円)といわれる移籍金ですが、ナビ・ケイタやチェンバレンの売却の目処が立てばグリーンライトが灯るのでしょう。中盤の強化をテーマとしているクラブは、ライバルが追いかけてくる前に話をまとめるのではないでしょうか。

2023-24シーズンは、ブライトンにとっては勝負の1年、リヴァプールは巻き返しの1年。今季プレミアリーグで29試合9ゴール1アシストのマック・アリスターは、クロップのフットボールにうまくはまるのか。高額の移籍金を手に入れるシーガルズは、10番の穴をどんな選手で埋めるのか…。興味は尽きませんが、シーズンが終わった後に流れてくるであろう続報を待ちましょう。


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