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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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地元メディアがリストアップ!アーセナルの2023-24シーズン、誰を獲って誰を売る?

GKラムズデール、DFフレスネダ、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ、MFデクラン・ライス、ウーデゴーア、メイソン・マウント、FWサカ、ゴンサロ・ラモス、マルティネッリ。「フットボールロンドン」のライター、ジョシュ・フォランドさんが配信した「アーセナルの2023-24モデル」です。

これを見たグーナーの多くが、トーマスやジャカよりも先に「ジェズスは⁉」とツッコミを入れるのではないでしょうか。アーセナル関連の記事が多いフットボールライターは、そのあたりは心得ているようで、「ガブリエル・ジェズスが来季のガナーズで先発するべきではないというわけではない」と、文末に添えています。

彼の意図は、「来季プレミアリーグの予想メンバーを通じて、新たな戦力を引き入れるべきポジションを明確にする」ことだったようです。なるほど。だとしても、CFは不要ではないでしょうか。膝の負傷で3ヵ月の離脱を強いられた9番は、プレミアリーグ22試合10ゴール6アシストという上々の数字を残しており、トロサール、エンケティア、バログンから2人残せばOKでしょう。

チャンピオンズリーグを見据えて層を厚くするなら、本職の右SB、CB、セントラルMFが重要なポジション。前線については、新戦力を引き入れるより、ファビオ・ヴィエイラとスミス・ロウを機能させることを先に考えるべきでしょう。増収を見込んで大型補強を敢行できればいいのですが、4期連続で赤字決算の現状では、プレミアリーグのFFPを気にしなければなりません。

「インディペンデント」によると、夏の予算は1億5000万ポンド。これを超える場合は、現有戦力の売却が必要です。「フットボールロンドン」は、売却候補についても記事にしています。カヤ・カイナック記者が挙げた9人は、ルナルソン、パブロ・マリ、セドリク・ソアレス、ヌーノ・タヴァレス、ニコラ・ペペ、ホールディング、バログン、サンビ=ロコンガ、パティーノです。

彼らに加えて、契約延長交渉が不調のネルソンと、セントラルMFが加われば出番が激減しそうなエルネニーも候補といっていいでしょう。スミス・ロウ、冨安健洋、ティアニー、ジャカも移籍の可能性ありと報じられていますが、この4人は何としても残留させたいタレントです。

彼ら以外で売却を避けたいのは、ネルソンとバログン。ノッティンガム・フォレスト戦とボーンマス戦で主役になったネルソンは、出場機会が増えれば輝きを増すのではないでしょうか。ランスに貸し出されてリーグアン32戦18発とブレイクしたバログンは、エンケティアを手離してでも残したい逸材です。

とはいえ、ネルソン、バログン、ティアニーは、出場機会が増えると思えなければ、新たなステージを選ぶ可能性大。契約延長交渉が遅れたパティーノも移籍したがっており、買い戻しのオプションを付けることぐらいしか策はなさそうです。彼らが出ていくとなれば、左のフルバックとサイドで機能するアタッカーもほしくなります。

中盤にデクラン・ライス、右SBはフレスネダ、CBはマーク・グエイで、ネルソン放出ならアヤックスのモハメド・クドゥス。最近、メディアが話題にしている顔ぶれから選んでみました。ビッグディールはハマーズのMFだけにして、現有戦力の成長促進、サブの選手の活用、アルテタ戦術に合いそうな若手獲得に特化したほうがいいのではないかと思います。いかがでしょうか。


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