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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

最後のオファーもブルーズが拒否、しかし…メイソン・マウントを巡る「ロンドン夏の陣」はついに開城?

1億ポンドという途方もない数字が妥当かどうかはともかく、デクラン・ライスが高額になるのは理解できます。ヨーロッパカンファレンスリーグを制したクラブのキャプテンは、昨季プレミアリーグにおけるインターセプト本数と90分あたりのプログレッシブキャリーがNo.1。イングランド代表でも欠かせない存在となっており、ウェストハムとの契約は2年残っています。

一方、メイソン・マウントのほうは、チェルシーが強気の高値設定を続けられる根拠はありません。2021-22シーズンは、プレミアリーグ32試合11ゴール10アシストと出色の数字を残していますが、昨季は24試合3ゴール2アシストと停滞。残り1年となった契約の延長交渉は決裂し、本人は退団の意志を固めています。このままキープすると、来年の夏はフリーです。

ブルーズの生え抜きMFをほしがっているのは、マンチェスター・ユナイテッド。既に個人条件は完全合意に達しており、移籍金がすり合えば「DONE DEAL」です。オープニングオファーは4000万ポンド、2回めは5000万ポンド。いずれも拒否したブルーズは、7000万ポンドだった要求額を6000万まで引き下げたと報じられています。

そんななかで昨日、マンチェスター・ユナイテッドが提示した3度めのオファーは5500万ポンド(約101億円)。「スカイスポーツ」は、「改善プランが拒否されたら、マン・ユナイテッドは撤退する」とレポートしています。これに対して、クリストファー・エンクンクに5200万ポンドを投じたブルーズは、早期にキャッシュが必要な状況です。

現在、売却が決まりそうなのは、移籍金6000万ポンドでアーセナルといわれているカイ・ハヴェルツと、マンチェスター・シティから3000万ポンドを受け取るコヴァチッチ。800万ポンドでアル・ナスルと報じられたツィエク、1500万ポンドでアル・ヒラルのクリバリ、1000万ポンドでアル・アハリのメンディといったサウジアラビア勢も、決まる可能性が高まっています

メイソン・マウントも、彼らに続くのではないでしょうか。「BBC」のアレックス・ハウエル記者は、「チェルシーがマウントとの契約を望んでいるとしても、交渉の状況、合意の可能性、マンチェスター・ユナイテッドの長きに渡る追跡は、ひとつしかない結論を示唆している」と綴っています。

ファブリツィオ・ロマーノさんの最後のツイートは、「メイソン・マウントは、契約を延長するつもりはない。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を優先している。チェルシーはユナイテッドと直接話し合ってソリューションを見出し、来週にも契約を成立させたいと考えている」。現地の事情に精通したジャーナリストの多くは、外堀は完全に埋まったと見ているようです。

いわば「ロンドン夏の陣」。堀が埋まった大坂城を包囲された豊臣秀頼に抵抗する術がなかったように、ブルーズが自らの評価額を主張し続けても、ポジティブな未来は見えません。週明けに開城か。両者のギャップはどんな形で埋まるのか。チェルシーにしてみれば、「移籍金5000万、しかしアドオンは1500万」といった着地が賢い収め方のように思えます。

おお!まさに今、「スカイスポーツ」の速報が届きました。「チェルシーはマンチェスター・ユナイテッドの3度めのオファーを拒否」。破談かと思いきや、その後に「5800万ポンドとアドオン700万ポンドという対案を出し、前向きな解決に向けて会談を申し出た」とあります。完全降伏による開城を望んでいたマンチェスター・ユナイテッドのリアクションはいかに…?


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