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イタリア人選手の史上最高額!ニューカッスルの最初のサインはサンドロ・トナーリ!

ようやく決まりました。この夏、ニューカッスルの最初のサインは、ミランのMFサンドロ・トナーリ。移籍金5500万ポンド(約101億円)は、イタリア人選手として史上最高額です。

2017年8月、当時セリエBに所属していたブレシアでプロデビュー。18歳だった2018-19シーズンにレギュラーに定着し、34試合3ゴール7アシストでセリエA昇格に貢献しました。ミランにローン移籍で加わったのは2020年。公式戦37試合出場で23試合に先発し、翌年の夏に買い取りオプションが行使されてロッソネロの一員となりました。

2021-22シーズンはセリエA36試合5ゴール3アシストで、ミランは11年ぶりのスクデット獲得。昨季も34試合2ゴール7アシストという数字を残しており、チームになくてはならない存在でした。サポーターの多くが、プレミアリーグ参入の報を聞いて嘆いているのではないでしょうか。

「まずはニューカッスル・ユナイテッドに感謝したい。いつも通り、ピッチで全力を尽くして信頼に応えたい。セント・ジェームズ・パークでプレイできるのをとても楽しみにしている。ファンの温かさを感じられるのを待ちきれない」(サンドロ・トナーリ)

中盤の後方でゲームをコントロールする23歳のイタリア代表は、クレバーなパスカット、狭いエリアを苦にしないボールキープ、ウインガーに喜ばれる柔らかいロングフィードを強みとするプレーメイカーです。プレースキックのスペシャリストでもあり、トリッピアーがいない試合でもセットピースは脅威になるでしょう。

エディ・ハウ監督は、ブルーノ・ギマランイスとサンドロ・トナーリを並べるのか。あるいは、ブラジル人のポジションを上げるのか。できるだけ前で奪い、手数をかけずにゴールに迫る速攻がはまるようになれば、マグパイズは昨季よりもやっかいな存在になりそうです。

次なるテーマは、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを両立すべく、選手層を厚くすること。前線はセヴィージャのユセフ・エン=ネシリ、中盤はコナー・ギャラガ―とカルヴァン・フィリップス、後方はセインツのSBリヴラメントやクリスタル・パレスのマーク・グエイが候補となっているようです。明確な戦術と的確な補強で、想像以上に早くCL出場権を獲得したチームは、来季も要注意です。(サンドロ・トナーリ 写真著作者/Werner100359)


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“イタリア人選手の史上最高額!ニューカッスルの最初のサインはサンドロ・トナーリ!” への2件のフィードバック

  1. Yossi より:

    ニューカッスルの補強第一号はヤンクバ・ミンテという選手ですよ

    • makoto より:

      入団と同時にフェイエノールトにレンタルされると発表があったので、
      現地のメディアは補強第1号カウントをしていないみたいですね。

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