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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

地元記者が提言する「アーセナルの3億4600万ポンドのドリームアタック」はツッコミどころ満載!

Managing Arsenal as Mikel Arteta builds dream £346m attack, Julian Alvarez signs and NINE leave」。プレミアリーグ連覇とビッグイヤーをめざすアーセナルのさらなる強化について、「フットボールロンドン」が過激なプレゼンをしています。3億4600万ポンドを投じて夢の攻撃陣を構築し、9人を売却といわれると、昨夏のイサク、エキティケ、ヴィルツを思い出します。

サラーとガクポを左右に残しつつ、総入れ替えを敢行したリヴァプールは、狙い通りのゲームを披露できずに失意のシーズンを終えています。今のアーセナルに、抜本的な改革は必要ないでしょう。「アンドレア・ベルタSDが何をすべきかを検証した」というジェイク・ストーク記者は、9人の売却で2億ポンドを手に入れる豪快なプランを打ち出しています。

マルティネッリ、トロサール、ガブリエウ・ジェズス、ノニ・マドゥエケ、ギョケレス、ケパ、ノアゴーア、ファビオ・ヴィエイラ、リース・ネルソン…いやいやいや、やりすぎでしょう。売却をやむなしといえるのは、契約が残り1年となったトロサールとジェズス、出場機会を増やせるイメージがないノアゴーア、ファビオ・ヴィエイラ、ネルソンまでです。

ナポリ、インテル、ニューカッスル、アストン・ヴィラ、ガラタサライが関心を抱いているといわれるトロサールは、本人が乗り気になれるオファーがあれば、気持ちよく送り出すのがベターでしょう。狭いコースを射抜くフィニッシュを失うのは残念ですが、モーガン・ロジャースの大胆なカットインや鋭いミドルと引き換えなら、「世代交代」のひとことでハンコを捺せます。

2月以降の公式戦の先発が5試合しかなかったジェズスも、幕引きの時が来たようです。エヴァートン、ミラン、ユーヴェが2000万ポンドを出すというなら、素直に乗っかるのが得策です。悩ましいのはマルティネッリ。イトゥアーノから移籍したときは18歳で、センターでプレイしているのを見て「将来はロベルト・バッジョになる!」と期待したのですが…。

プレミアリーグのゴールは激減してしまったものの、チャンピオンズリーグでは5戦連発を決めており、心情的には残ってほしい選手です。とはいえ、左サイドはモーガン・ロジャースとエベレチ・エゼがベースで、ときどきノニ・マドゥエケのイングランド代表トリオで問題なしとするなら、号泣しながら背中を見送るしかありません。

地元メディアの売却リストに、ギョケレスの名前がありましたが、前提となっているのは恐ろしい新戦力のリストです。「ブルーノ・ギマランイス、バルコラ、モーガン・ロジャーズ、フリアン・アルバレス、イーライ・ジュニア・クルーピに3億4600万ポンド」。いやいやいや、前線に4人は乱暴でしょう。他はともかく、フリアン・アルバレスは、たぶん無理です。

移籍初年度に55試合21ゴール3アシストの14番は、プレスにおける貢献度が高く、消える時間を減らしてもらえれば、さらなる量産を期待できます。むしろ気になるのは、カイ・ハヴェルツとミケル・メリノです。ボーンマスのイーライ・ジュニア・クルーピを獲得できれば、どちらかの出場機会が激減しそうです。

最前線はギョケレスとイーライ・ジュニア・クルーピ。ボーンマスで35試合13ゴールのティーンエイジャーは、トップ下やサイドでもプレイできるので、エゼ、モーガン・ロジャース、ウーデゴーアとポジションを争うことになるかもしれません。2人のレフティの主戦場が左のインサイドになると、そこにはデクラン・ライスとルイス=スケリーがいます

2週間後に30歳になるミケル・メリノを放出するか、移籍金を獲れそうなカイ・ハヴェルツを売却するか。ノアゴーアを手離して、ゴールに絡めるセントラルMFを引き入れるとなると、ウーデゴーアの処遇も議論になります。「モーガン・ロジャースが難しければ、ノッティンガム・フォレストのギブス=ホワイト」という話が事実なら、キャプテンは安泰ではないということです。

「ヴィラのアタッカーとボーンマスのヤングスターを獲得し、余剰戦力を売って終了」は、ドリームアタックではなく手堅い補強ですが、彼らに加えてアレックス・スコットやトナーリのようなMFを獲得できれば充分でしょう。ジェイク・ストーク記者は、「ケパを売って37歳のゾマーをフリーでゲット」といっていますが、「前線が忙しいので、またの機会に」と伝えておきます。


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