2026.06.17 移籍ニュース2026-27移籍ニュース
日本戦でファインゴール!マンチェスター・ユナイテッドはサマーヴィルを本気で獲りに行くのか?
リーズのサポーターにしてみれば、左右からのカットインでファーに決めるのは見慣れたシーンでしょう。ウェストハムのサポーターは、なぜ右サイドにいるのかと違和感を覚えたかもしれません。オランダ代表で3試合めの初ゴールを見たマンチェスター・ユナイテッドの経営ボードは、移籍金の高騰を怖れているはずです。彼らは既に、夏の補強リストに入れたと報じられています。
ロッテルダムで生まれ、フェイエノールトのアカデミーで育ったウインガーは、17歳のプロデビューから半年後にトラブルで出場停止と罰金という処分を喰らい、19歳になった夏に契約延長を拒否しています。フェイエノールトからリーズに移籍したのは、クラブとの交渉が不調に終わった2020年9月で、移籍金はわずか130万ポンド。頭角を現したのは、21歳になってからでした。
2022-23シーズンのプレミアリーグで28試合4ゴール3アシスト、翌シーズンのチャンピオンシップは43試合19ゴール9アシスト。チャンピオンシップのMVPを受賞したサマーヴィルがウェストハムと5年契約を結んだとき、移籍金は2500万ポンドに膨れ上がっていました。イーストロンドンでの最初の1年は、リーグ戦で19試合1ゴール1アシストという冴えない数字に留まっています。
ハムストリングを痛めて後半戦を棒に振ったウインガーは、2025-26シーズンに入ると左サイドに定着し、1月のスパーズ戦から4試合連続ゴール。公式戦34試合7ゴール5アシストというスタッツを残し、ワールドカップのトロフィーをめざすオランダ代表に選出されました。代表デビューは2週間前のアルジェリア戦で、日本戦までに135分しかプレイしていないニューフェイスです。
左右の足を同じように使えるサマーヴィルは、縦の突破力とカットインからの決定力を兼ね揃えており、守備においても後方のカバーをさぼらない選手です。マンチェスター・ユナイテッドは、総合力の高さを評価したのでしょうか。「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者は、「獲得したければ、5000万ポンドが必要になる」といっています。
マンチェスター・ユナイテッドの中盤センターのターゲットとなっているマテウス・フェルナンデスは、サウサンプトンとウェストハムで2年連続の降格となっており、サマーヴィルもリーズとハマーズの4シーズンで2回です。チャンピオンシップで戦うクラブの足元を見て、移籍金の値下げを求めようとしているのでしょうか。ワールドカップで活躍した選手は下がりません。
今まで所属したクラブのトップリーグでの順位は、17位、19位、14位、18位。上位にいるクラブでプレイしたことがない24歳のウインガーは、ワールドカップという大舞台の後、チャンピオンズリーグのピッチに足を踏み入れることができるでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドは、ラシュフォードの処遇を考えなければなりませんが…。(クリセンシオ・サマーヴィル 写真著作者/Egghead06)
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