2026.07.19 移籍ニュース2026-27移籍ニュース
チェルシー、得意のハイジャック!モーガン・ロジャースの移籍金は1億1700万ポンド!
チェルシーにとっても、モイセス・カイセドの1億1500万ポンドを塗り替えるクラブレコード。ライバルを出し抜くためには「ビッグイベントが終わる前」「1発で決められるオファー」のセットが必要と考えたのでしょう。ワールドカップが終わったら動くはずだったアーセナルは、1億ポンドを超える額を支払う気はなく、アストン・ヴィラは渾身のオファーを断れなかったようです。
フランスとの3位決定戦でイヴァン・トニーの後ろに入ったモーガン・ロジャースは、アメリカから帰国したらすぐにメディカルチェックを受ける予定になっています。速報を配信した「スカイスポーツ」によると、23歳のイングランド代表FWがサインする契約は6年で、1年の延長オプションが付いているそうです。
ミドルズブラからヴィラに加わったのは2024年1月。移籍金は1600万ポンドでした。プレミアリーグ初ゴールは4月に入ってからで、ブレントフォード戦で左足のシュートを決めると、ボーンマス戦とチェルシー戦で連発して最初のシーズンを終えています。前線に不可欠な存在となった2024-25シーズンは、公式戦54試合14ゴール16アシストという秀逸な数字を残しました。
プレミアリーグは37試合8ゴール11アシスト。左右のサイドとトップ下でゴールに絡み続けたアタッカーは、最前線でも3試合に出場しています。昨シーズンの持ち場は左ウイングとトップ下で、プレミアリーグ37試合10ゴール7アシスト。フライブルクとのヨーロッパリーグのファイナルでは、ティーレマンスの先制ゴールをアシストし、58分に勝負を決める3点めをゲットしています。
ヨーロッパリーグのMVPに輝いたモーガン・ロジャースは、2024年11月に初招集のイングランド代表でも既に21試合に出場しています。FIFAワールドカップ2026は、途中出場が5試合で先発は2試合。アルゼンチンとのセミファイナルでは右サイドで起用され、アンソニー・ゴードンに絶妙なクロスを通し、アシストを記録しました。
驚愕のハイジャックが実現しようとしている今、最大の疑問は本人の決断です。アーセナルかアストン・ヴィラならチャンピオンズリーグに出場できたのに、国内のバトルでシーズンを終えるクラブを選んだのはなぜか?イングランド代表でともに戦っていたデクラン・ライス、エゼ、サカ、ノニ・マドゥエケは、ノースロンドンの魅力を伝えられなかったのか?
もしかすると、スリーライオンズのアーセナルの精鋭たちは、移籍を回避する理由になってしまったのかもしれません。バイノー=ギッテンスが空転し、ガルナチョが放出候補となっているクラブのほうが出場機会を減らすリスクは低いといえるでしょう。理由はどうあれ、「本人が入団を熱望していると主張し、移籍金を下げさせる」というシナリオは崩壊してしまったようです。
最後に、ひとつだけ。イングランドの前線と中盤は、総額6億2000万ポンドを超える豪華な布陣になりました。モーガン・ロジャースは1億1700万ポンド、エリオット・アンダーソンは1億1600万ポンド、ベリンガムは1億1500万ポンド、デクラン・ライスは1億500万ポンド、ハリー・ケインは1億ポンド。バルセロナが支払うアンソニー・ゴードンの6900万ポンドは激安に見えます。
最重要ターゲットをさらわれたアーセナルは、パリ・サンジェルマンのブラッドリー・バルコラにレーダーの向きを変えるのでしょうか。ムドリクをハイジャックされた後、第二希望のトロサールを獲得して成功したように、うまくリカバーするしかありません。何が起こるかわからないのがフットボールの世界です。トランスファーマーケットも、ワールドカップも。
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