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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

モーガン・ロジャースを獲得間近のチェルシー、移籍市場のリーグレコード更新の予感!

モーガン・ロジャースの移籍金は1億1700万ポンド。速報を見て、毎年恒例の祭りが始まったと顔を曇らせたプレミアリーグファンもいるでしょう。マンチェスター、リヴァプール、ノースロンドンからは、「あれほど選手をかき集めても、まだ足りないのか」「どこにそんな金があるんだ?」と訝しむ声が聞こえてきそうです。

「アスレティック」でチェルシーの特派員を務めるサイモン・ジョンソン記者は、「この夏のトランスファーマーケットで、リーグレコードを更新するかもしれない」といっています。モーガン・ロジャースのニュースを聞いた直後だけに「さもありなん」ですが、これまでに獲得したのは、ヴィラのアタッカーとアタランタのSBマルコ・パレストラのみです。

7月に合流したジオバニー・クエンダとエマニュエル・エメハは、昨年のうちに入団が決まっていました。プレミアリーグ10位からの巻き返しを図るシャビ・アロンソが、さらなるワールドクラスの獲得を求めたとしても、2023年の夏に記録した4億1900万ポンドは超えないでしょう。リーグレコードをアップデートする予感が漂っているのは、売却のほうです。

レアル・マドリードに移籍したククレジャは4750万ポンド、マンチェスター・ユナイテッドに向かったアンドレイ・サントスは4800万ポンド。エヴァートンに売却したタイリーク・ジョージ、WBAに送り出したジミー・ジェイ・モーガンを足すと1億2000万ポンドになります。1年前にリーグ史上初の3億ポンドの売上を達成したチェルシーは、今も多数の売れる選手を抱えています。

マロ・グストの評価額は7500万ポンド、エンソ・フェルナンデスは1億2000万ポンド。強気の価格設定は、残留となっても問題ないからです。ガルナチョの4250万ポンドには、「買い値よりも高く売るのは、さすがに無理だろう」という声が集まっていますが、懐疑的な見方はプレミアリーグ24試合1ゴール4アシストという冴えないスタッツに由来しているのではないでしょうか。

公式戦トータルでは、43戦8ゴール4アシスト。こちらを見れば、評価を変える人もいるでしょう。「22歳ながら経験豊富なウインガーが5000万ポンド以下」といえば、興味を示すクラブもありそうです。23歳のリアム・デラップも、昨シーズンの47試合3ゴールはいただけない数字ですが、3000万ポンド程度でいけるなら、復活を期待する中小クラブから引き合いがあるはずです。

次なる獲得候補といわれるクリスタル・パレスのラクロワを押さえられれば、セリエAのコモから声がかかっているトレヴォー・チャロバーは放出候補になります。アクセル・ディサシとバディアシルもオファー次第でしょう。前線で最も高く売れそうなのは、ニコラス・ジャクソン。新指揮官は「アジアツアーに参加する」と明言していますが、その先はどうなるかわかりません。

ガルナチョ、トレヴォ・チャロバー、ディサシで2億を突破すれば、ニコラス・ジャクソンとマルク・ギウ、ダトロ・フォファナ、ヨルゲンセンで次の大台に乗りそうです。爆買いが話題になりがちですが、失敗した際のリスクヘッジができていることは評価すべきでしょう(ムドリクを除けば)。これこそが、モーガン・ロジャースに1億超を投じることができた理由でもあります。


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