2026.08.21 移籍ニュース2026-27移籍ニュース
リヴァプールはこのままで戦えるのか?CEOが去り、SDは動かず、FSGは株式売却…!
リヴァプールの評価額は45億6000万ポンドで、レアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドに次ぐ世界4位。「スカイスポーツ」と「アスレティック」によると、当初は株式の30%を取得するという話だったのですが、最終的には38%にはね上がり、今後12ヵ月以内に過半数を超える株式を取得できるオプションがあるそうです。
夏のトランスファーマーケットの動向を見ながら、これまでのリヴァプールではないと感じていました。アルネ・スロットを解任し、アンドニ・イラオラとともに新たなチームを構築する大事な時期なのに、あまりにも動きが鈍いからです。モー・サラー、ロバートソン、コナテ、リース・ウィリアムズが退団となりましたが、未だ穴は埋まっていません。
レンヌのジェレミー・ジャケをあらかじめ押さえていたとはいえ、最終ラインの補強がバルサのロナルド・アラウホだけでは足りないでしょう。長期離脱となったブラッドリーとレオーニが復帰するまで、7人でがんばらなければならないので、さらなるバックアッパーの獲得は必須でしょう。楽しみな存在だったイフェアニ・ヌドゥクウェはレバンテにローン移籍になるようです。
右サイドのスペシャリストは、フリンポンだけで大丈夫なのでしょうか。オサスナから獲得したヴィクトル・ムニョスは、昨シーズンの7ゴールのうち6ゴールが左サイドとセンターからです。エキティケが戻ってくるまで、前線はイサク、フェデリコ・キエーザ、ガクポ、エングモア、ムニョスの5人ですが、ガクポはスパーズ移籍の噂が消えていません。
さらに昨日、インテルがカーティス・ジョーンズの獲得に近づいているという報道がありました。移籍金は3000万ポンド。双方ともに、最終的な着地が見えていると伝えられています。出場機会を増やしたい25歳のMFは移籍を望んでおり、もはや退団は避けられないでしょう。ユーティリティーが高いイングランド代表がいなくなると、中盤の層の薄さも不安です。
レギュラーと目されているのはショボスライ、フラーフェンベルフ、ヴィルツ。バックアッパーのマック・アリスター、遠藤航、エリオットは放出候補という報道があり、成長が期待できるのはバイチェティッチとトレイ・ニョニだけです。負傷者が続出すれば、売却という選択肢があったツィミカス、フェデリコ・キエーザ、エリオットに頼らざるを得なくなります。
サラーの後継者と目されていたブラッドリー・バルコラについては、先月から「リヴァプールは高額の移籍金を支払えるのか?」と書かれた看板がかかったままです。個人条件合意と報じられたパリのイブラヒム・エンバイェはまだ18歳。数年後が楽しみな選手ではあるものの、リーグアンで33試合4ゴール3アシストの選手に、初年度からの活躍を望むのはリスキーです。
昨日は、ブライトンへのヤンクバ・ミンテに対する5000万ポンドのオファーを拒否されたと報じられました。ローマとのプレシーズンマッチで右足を痛めた22歳のウインガーは、10月まで欠場となる見通しです。昨シーズンのドリブル突破数がリーグ4位ではありながら、好不調の波が激しい選手に高額の移籍金を積むかどうかは悩ましいジャッジです。
マルチクラブのビジネスモデル構築が頓挫し、マイケル・エドワーズCEOが退任したことと、フェンウェイ・スポーツ・グループの株式売却はつながっているのでしょう。7月に「FSGが新たな投資を求めている」とレポートした「BBC」のアダム・パテル記者は、「クラブがピークに達し、そろそろ身を引く時期だと判断したのかもしれない」といっています。
リチャード・ヒューズSDがサウジアラビアに向かうという話も、リヴァプールの将来が不透明であることに起因しているのかもしれません。デッドラインデーまで12日。アンドニ・イラオラ監督は、現状のスカッドで戦い抜けるとは考えていないはずです。全方位の強化が必要に見えるリヴァプールの巻き返しに注目しましょう。このままで終わるとは思えません。
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